次女、高校最後の文化祭

次女の高校進学の際、今の高校を勧めたのは主に私だった。
活発な部活のおかげで、結構いい高校に推薦がもらえることになり、本人の実力うんぬんより、少しでもいい環境でと思ったわけです。
もちろん、偏差値だけで選んだわけではなく、大人しい校風も次女に合うと思ってました。

でも、どこかで親が気に入ってる高校に行ったという感覚が次女には根強くあり、憶測だけど、反抗期真っ只中の次女は高校1、2年の間、常に自分の通う高校に対して否定的だった。「楽しい」と言ってしまうと、親の言うことが絶対みたいになるのが多分死ぬほど嫌だったんじゃないかなぁ。反抗期中のあの子は全てにおいてそんな感じ(親が勧めるものは評価しない)だったもん。

高校3年になり、反抗期も少し収まりつつあり、クラスにも恵まれ、そして私的には多分これが一番大きな要因だと思うけど、私がほとんど口出しをしなくなったため、最近すごく素直に高校生活を愛しむようになった。

高校3年生の文化祭。受験生なのに、すごーーく力を入れてる次女。夏休み中、ほとんど毎日準備に行ってたんじゃないかなぁ。もっと勉強しなくていいの?と内心いらっとはしてたけど、もう本人に決めさせ責任を取らせると決めたからあえて何も言わなかった。(ちょっと態度には出したけど)

9月にあった文化祭。主人と見に行った。1年、2年のときはクラスの企画にほとんどノータッチだった次女が今年は司会やったり、楽しく踊ったり、ドラム叩いたり、すごく楽しそうだった。

受験の結果がどう出るかは分からないけど、高校生としての文化祭できるのは今しかないのだから、思いっきりできたのはよかったんじゃないかなぁと思えました。

ちなみに、クラス発表以外に、有志での発表もした次女。次女がピアノの伴奏をし、歌の上手な友達が歌ったミニライブはとっても盛り上がって、楽しかったらしい。(これは一般公開はなかったけど、先生が撮って下さったビデオで見ることができました)
この2人組みのキャッチコピーが「全米が泣いた天才ピアニストと○○(高校の名前)の歌姫が送る〜」とかで笑った。