過去最大の悪事
私はいつも夫と次女の朝食を支度するときに、自分の分も一緒に用意するのですが、朝はお弁当を作ったりと他にもすることが山ほどあるので、食べるのは大抵二人が出かけてからです。
今朝も、雨が降ってくる前に少しでも外に洗濯物を干しておこうと思い、朝食を食べずに二階のベランダへ洗濯を干しに行った。
いつもなら、私が2階に行くと、階段の下でモプシーがお気に入りのスヌーピーを枕にして寝て待ってるのに、今朝はいない。
いないなぁと思いながらも洗濯物を干していたら階下でカタンとお皿の音が。
ん?1階にいるのはモプシーだけ。モプシーがお皿の音を鳴らすのなんて、変。
慌てて1階へ降りたら、ぱっと見は異常はなかった。お皿が落ちたりしてるわけでもないし…とランチョンマットの上の私の朝食を見たら、ない。
朝、私が自分で置いたはずの、昨日パン教室で焼いてきた、イチゴのパイが。
まさかモプシーが、とモプシーの口のそばに自分の鼻を持っていったら匂う!甘いイチゴの香りが!!
食べたでしょ!!?と言葉のわかるはずのないモプシーに大きな声でたずねたら、意味はわからずとも私の剣幕は察知し、すかさずダイニングテープルの下に身を潜めた。
自分が食べたかったから怒ったのではなく、私はモプシーには長生きしてほしいから、普段から人間と同じ味付けのものは決して与えないようにしてたから怒った。
急いで自分の食事を済ませ、片付けてる間もモプシーは私の様子を見ながらダイニングテーブルの下から出てこない。
ちょっとかわいいではないか。
でも、もっと可愛いのは、必死で私の怒りを鎮めようと、トイレマットでおしっこをするモプシー。
最近は朝庭でおしっこをさせると、次の散歩まで用をたす事のない子なのに、トイレマットでおしっこをすると私に褒められることを知っているから、搾り出すように2回もおっしこをしてた。
で、私がトイレマットに気づくと、すごく嬉しそうに「あ、気づいた?トイレでおしっこできたよ!!」と尻尾をぶんぶん振って帯同してくることだ。
あまりにの可愛さに、許しました。
でも、夕飯のえさはかなり減らしたけどね。だって、どう考えたってカロリー取り過ぎだもん。
食いしん坊で困ってます。
写真は反省中のモプシーです。