可愛い子には旅をさせろ

今日は国公立大の入試本番でした。
うちの長女が第一志望とする大学は北海道にあるので、2日前から一人で北海道へ旅立ちました。(雪の影響で飛行機が飛ばないといけないので2日前に行く事を大学の説明会で薦められたらしい)

今まで、一人で旅行なんていったことのないあの子にとっては(しかも飛行機)まさに海外旅行に匹敵する大冒険です。

女の子は結構親がついてくみたいだよ、とママ友からも言われたし、長女の友人も県外受験する女の子はほとんどお母さんと行くって言うし、かなり迷ったけど、費用もかかるし、あと、なんか私がついていくと、たしかに娘は負担は少ないだろうけど、依存心が強いから、なんかふにゃふにゃしそうだったから、一人で行かせることに(モプシーも心配だったし←最重要項目)

空港までは見送りました。保安検査前でいよいよここからはお母さんはついていけないよ、ってなると、なかなか行こうとしない娘を半ば強制的に押し出した。

ボディチェックを受けた後も、こっちを振り返り手を振る娘に涙が・・・。嘘です思わず笑いました。検査官も笑ってたし。

心配することもなく、離れてしまえば意外にしっかりするのが長女で、ちょこちょこ入るメールはなかなかに北海道旅行を楽しんでる内容でした。

試験前日の昨日は少し不安になって電話がかかってきたけど、励ましても一向に前向きにならないので切っちゃったし(鬼)

今朝の札幌は大雪だったらしく、さすがの雪大好きっ子のあの子も試験会場までの道、転ばないか気をもんだようで、会場についたら、ほっとしたとのメールが。私もこれで一安心。センター試験の時のように気を揉むこともほとんどなく普通に一日が過ぎた(大人になったでしょ、私)

娘からは、試験が終わる夕方6時頃「おなか空いた」とメールが来たっきり、なんの音沙汰もなし。あんにゃろ。

今夜は北海道に住む主人の知人のご夫婦に夕飯をご一緒していただくとのことだったのですが(長女がちゃっかりお願いしてた。ほんと、ちゃっかり)その奥さんから「今から夕飯行って来ますね」と電話を頂き、ようやく無事にホテルに戻ったことがわかった。

思うに、試験があんましできず、私にメールする元気がなかったんだろうな。でも、きっと夕飯食べて、今日一晩寝たら、なんとか気持ちを立て直してくれてるはず。こういう点ではやっぱりお互い離れていたほうが、冷静になれていいような気がする。近くにい過ぎると私たち親子の場合は相乗効果で暗くなるから(笑)。

もてなし上手のY夫婦のことだから、多分、夕飯の後はホテルのラウンジでケーキなんかをご馳走してくださってるような気がする。本当にありがたい。

多くの人にお世話になったこの受験旅行(ホテルの人にも、ものすごく世話になってるはず。モーニングコールのセットの仕方がわからないからセットしてもらったとか、連泊だから掃除が入らなかったら、わざわざ電話してお風呂掃除してもらったらしいし。普段、全然綺麗好きじゃないくせに)で、あの子は多くのことを学んだと思います。

合否関係なく、やっぱり一人で行かせてよかったです。

とりあえず、明日は久しぶりに家庭料理を食べさせてあげたいと思います。