センターを終えて

yu-mo2011-01-17

昨日で無事長女のセンター試験が終わりました。
毎年のことですが、今年もなぜか大荒れの天候となり、ひやひやしましたが、なんとか2日間ともトラブルなく済みほっとしてます。

昨日の夜、早速自己採点をした長女。

結果は・・・、残念ながら第一志望としている大学のボーダーには届かなかった。

ただ、3年になってから模試を何回か受け続け、その中では一番よい成績となってたし、着実に成績を伸ばしてきたのは本当にすごいなぁと思います。

このまま第一志望校を受けるかどうかは、週末に高校である面談で決まるのですが、微妙な結果に長女の表情も微妙な感じだった。

私は・・・正直、残念だった。結果は至極当然のものだと思う。でも、冬休み中に過去問をやってた長女から点数がどんどん上がってるのを聞いて、やっぱりどこかで期待してたんだと思う。(各教科、一番いい時の点数を取れればボーダーだった。でも実際そんな都合のいいことはないよね・笑)

主人は・・・今までの模試の中では一番よかったと知って、すごく褒めてあげてた。「すごい、すごい」って。

採点騒動が一段落して主人がお風呂に入ってる時に、長女が「お父さん、本当はがっかりしてるんじゃないかなぁ。すごく励ましてくれたような気がする・・・」と心配した。

私が「そんな器用な人じゃないから、あれは本当に喜んでたんだと思うよ」と答えた。

私がお風呂からあがると、さすがに、昨日は勉強せずに布団に入っていた長女。少し気になったので様子を見に行ったら、一人しくしく泣いていた。「一生懸命やってたのは知ってるから、もう少し点数とらせてあげたかったなぁと思っちゃってるけど、がっかりはしてないよ」と一応慰めた。長女も後悔してるわけではなく、でも涙が出ちゃうんだと言った。

1階に下りると主人がコーヒーを入れて待っててくれた。そこには、長女がセンターが終わったら食べようと楽しみにとってあったケーキとプリンがあった。どうも、私がお風呂に入ってる間に長女が「もう賞味期限が切れそうだからお父さんとお母さんで食べて」と置いてったらしい。

あんなに甘いものが好きな子なのに、食べる気分にもなれず、センターが終わっても一息つけないことが不憫になって泣きながら(ばか)主人に「あの子、お父さんをがっかりさせちゃったんじゃないかって心配してた。夏ごろは口うるさくしてたお父さんが試験間近になって何も言わずにいてくれたのは本当にありがたかったって言ってた」と伝えたら「がっかりなんてしてるわけないじゃん」とひどく驚いてた。

今朝、名古屋はすごい雪で駅まで歩いていかなきゃいけない長女。(他の家族もだけど)雪が大好きな長女は元気がないながらもクリスマスプレゼントに買ってあげたクロックスの長靴を履いて、少しはしゃぎながら次女と登校してった(次女は楽しみもせず雪に言われもない怒りをぶつけてた・笑)そんな長女を見送って少し放心状態の私。

子供たちと違って名鉄電車を使う主人から、「今、金山に無事着いた」とか「電車混んでたけど順調」とかメールがいちいち来てた。「雪がはらはら落ちてなかなか風情があるよ」なんて悠長なメールに、少し心癒されて「私も今日はゆっくりします(センター中は結構気疲れしちゃってたから、勝手に)」とメールしたら「○○(長女)のことは冷静に見守りたいと思います。あの子が親のことを気遣えるようになった成長が嬉しいです」ときた。

泣いた。一人わんわん泣いた。そうだった。私は長女がいつのまにか私や主人の気持ちを一生懸命思いやってくれる子になってたことにまったく気づかず、試験の結果のことだけ気にしてた。

ひとしきり泣いたらすごくすっきりして、私も主人と同じくあの子をただただ見守って応援してこうと素直に思えました。

親って子供に失敗させるのがすごく不安で色々手を差し伸べたくなるけど、失敗からしか学べないこともあるのかも、と思えた今回のセンター試験でした。

写真は初体験の雪におおはしゃぎのモプシーです。