反抗期

高1の次女は反抗期真っ只中です。
自立の女だった次女が自立を通り越して私を拒絶してるかのような態度は正直淋しいです。
一ヶ月ほど前、大喧嘩をし、それ以来私は少しと彼女と距離をおくことにした。具体的には、あの子から話してくる話題以外はこちらからは話題をふらない。詮索しない。ってとこでしょうか。(だって、本当に私から話し始めると、どんな話題であろうが否定的に答えるしぃ...)
親としては間違ってるけど、まともにぶつかるのに疲れたからです。
そんな次女を見捨てるかのような私の判断に長女は少し心配そうだった。

長女の心配をよそに、おかげで、それ以来、あの子の反抗的な態度にいらっとさせられることもなく、私的には平和だった。

10日ほど前の土曜日、長女と次女のどちらもの高校で学園祭だった。二人の学校は地下鉄で一区間違うだけで非常に近いし、はしごして行こうっと考えてた。

次女のクラスは劇だと聞いてたので、「何時からの回があるの?」と何気なく聞いたら、「え、来るの?」と言ってきた。

あー、来て欲しくないってことかなと瞬時に思ったので「行かない方がいい?」と聞いた。

すると「え、ううん・・・来てくれるんだ」と言う次女。

あ、この子はまだ私を必要としてるんだ。嬉しかった反面、子供と同じレベルでムキになってた自分が情けなくもなった。

数日前の朝日新聞天声人語で読んだ、「子供はみんな母親が大好き」という記事。

「子への愛を自負する親ほど、縁が切れたかのような反抗期にうろたえる。」

まさに私のことだ。

「『大人になるちょっと前に(中略)固い殻のたまごの中に閉じこもる』どんな姿で出てくるか回りは気長に待つしかない」

励まされた。

次女の反抗期、楽しむ余裕が少しだけできました。