頑な

我が家の次女は頑固だ。

一見、ほわーーっとした風貌をしているくせに、なかなかの曲者です。

受験のことで数日前から私と次女の間には不穏な空気が流れています。

私は私なりに次女のことを心から心配して声をかけてるのだけど、返ってくる反応が明らかに鬱陶しいなぁと感じてることがわかる反応で、またそれが面白くない私はさらに鬱陶しい声かけをするというデフレスパイラル(意味違います)。

受験生だからって大事にしすぎるのは我が家の家訓に反するので、親として負けてはならないとちょっとムキになってたら見かねた長女が「お母さん、ちょっと(大人気ない)・・・」と忠告してくれた。

受験生経験者の長女は受験生の気持ちを知ってるわけで、同じように私に口うるさく言われるのはかなり負担だったんだって、ふんっ。(←反省足りない)

今のこの時期はとにかくそっと見守ってやって欲しいそうだ。失敗したら失敗したで、なんとかなるんだってさ。

長女と違って、次女は正直本当に手のかからない子供だった。
私の注意が第1子の長女にばかりいってしまって、気がつけばなんでも自分で決めて自分でがんばってやる子になってた。

それが誇らしくもあったけど、いざこうして私の思い通りにならなくなってみると、何を言っても私の言葉なんて受け入れてくれない。今までさんざん放っておいたくせにいまさら母親づらしないでよ、とどこかのドラマで言ってそうな台詞が次女の顔に書いてある。

はぁ、やっぱりどんな子でも大変なのね。

そしてどんな子でもやっぱり親は可愛いのです。

今はただ、受験の結果がどうであれ、あの子が自分の将来に向けて歩く道を最終的に踏み外さないようにだけ祈って見守っていく覚悟をしようかと思ってます。

子育ては思い通りにいかない。からこそ面白い、とでも思っておこう。