しょぼぼん
今度の月曜日からテストの始まる次女。
でも、昨日夕方に帰ってきてから、夜の9時までのトータル勉強時間が1時間なるかどうかって感じだった。(寝たり、ピアノ弾いたりしてた)どうしても今日はやる気がでないから、もう今日は勉強しない。明日、明後日の二日間はちゃんとやるから、と言った。
手のかかる長女に私の神経が払われてきたためか、次女はなんでも自分でやる自立の女だ。今までも、放っておいてもきちんと勉強もしてきたし、部活も、日常生活もきちんとがんばってる。
我が子ながらあっぱれと、さらに放任しているくせに、受験生なのにあんまり勉強しない次女を目の前にして、勝手な親心から「そんなこと言わずにもう少し勉強したら」とつい声をかけた。
すると「やれって言われるとやりたくなるんだって」と逆ぎれして勉強部屋に行く次女。
その時は、親なんだから「勉強しなさい」くらい言うのは当たり前だ。3年生になってからは、高い月謝払って塾にも行かせてあげてるんだから(行きたいって言ってくれて内心安心してしまったくせにね)それなりの成績だって出してもらわねば。というようなことを伝えた。
次女はそれ以上何も言うこともなく、結局その後勉強もしてた。
でも、今朝、なーんか機嫌の悪い次女。朝食の時に、ぽつりと「お母さんがあんなこと言わなければ、今日もっと自分からすすんで勉強できたのに」みたいなことをまた言った。
私の思いは何も次女には伝わってないから、また2人きりになって話し合った。(しつこい)
次女的には私が親だから「勉強しなさい」って言うのも分かるけど、今まで自分は自分なりの考えで色々頑張ってきて、その中で時折挟まれる私の助言はあまり参考にならなかったというのだ。
例えば私がこんな風にしてみたら?と提案したことを素直に実践してみたら、あまり成果が出なくて(多分テストの結果だと思う)、「あぁ、こんなことならやっぱり最初から自分(次女)の考えたやり方を貫いておけばよかった」って思ったことが何度かあったんだって。
なんか、ショックだったなぁ。
私の助言はいつも子供達の役に立ってるとばかり思い上がってたから。
まぁ、でも考えてみれば、私だって次女本人ではないから、あくまでも助言しかできなくて、それが100%正しいとは限らず、その助言を受け入れるかどうかは、あとは次女の判断でしかないんでよね。
自立の女の次女は、私に限らず周りの言葉を受け入れるのは、長女に比べて抵抗があるみたい。それは、あの子がたった14年ちょっととはいえ自分なりに考えて生きてきた中で培った処世術なんだろうな。
でも、あの子だって万能ではない。だから、やっぱり他人の助言はまずは聞く姿勢も大事だよ。とだけ伝えて話し合い終了。
はぁ、むじゅかしい。