断水

昨日の夜10時過ぎから翌日の朝5時まで水道工事のため断水しますというちらしが数週間前にポストに入っていた。

のに、すっかり忘れてました。

幸い、10時ちょっと前までに女3人はぎりぎりお風呂には入り終わっていて、私は風呂上りのスポーツドリンクをごくごくと飲んで、そのコップを洗おうと水道の蛇口を開いたら…???出ない。

ちろっとも出ないんですよ。

すごいですね。断水って。本当に出なくなるんですね。

慌てて、子供たちに、断水したことを伝えた。

お利口さんの次女は、夕食食べて直ぐに歯磨きも済ませてたので、なんの問題もないとのこと。

お馬鹿さんの私と長女は歯磨きがまだ。

どーしよう、どーしよう。汲み置きもまったくしてないし。

風呂の残り湯で歯磨き…?できない、そんなこと。

長女は植木用にペットボトルに入れてある米の研ぎ汁では?と恐ろしいことを提案。それも、できない。私には。

そうだ、ミネラルウォーターのペットボトルを買ってこよう!でも、私は風呂上りのすっぴんの身。とても人様に見せられる姿じゃないし。ここは、仕事からまだ帰ってこない主人に頼もうか。

主人の携帯に電話。でも、地下鉄の中なのか通じないしーー。

そしたら、長女がむっかーし非常時用にもらった飲料水の350ml缶を3缶発見。なんとかこれでしのげるかも。でかしたぞ。

主人が帰ってきて事情を説明。元々、お風呂はシャワーを使わず湯船のお湯を使うしぶちん君の彼にとってはあまり問題ではなかったようだ。

次女を除く3人で、350ml缶一本を分け合い、歯を磨きましたとさ。意外に磨けるものですね。

トイレはなんとか…クリア。

もうさっさと寝たさ。

そしたら夜中2時頃、二階のトイレからごぼごぼという音が。どうも給水タンクに水がたまっている音っぽい。

飛び起きて蛇口をひねったら、出たーーーー。水が。

嬉しくて、夜中だというのに、一階のキッチンで皿洗いを始める私。

いやー。普段何気なく使っているけど、ほんと水のありがたみを感じた今回の断水事件でした。