林檎
家庭科の授業でりんごの皮むきのテストがあると、次女が数日前から家でりんごの皮をむく練習をしていた。
テストは昨日あり、その前日、用意するものを書いたメモを片手に準備していた。エプロン、ふきん、りんごを入れるタッパ、三角巾・・・。
昨日帰ってきた次女に「りんごの皮むきどうだった?」と聞くと、はぁーーーーーと大きなため息とともに床につっぷす次女。
「りんご・・・忘れた・・・」
あーーー!!そういえば、持たせるの忘れた!!で、どうしたの?と聞いたら「何もすることないから、ずーーっと洗い物してた」と。
忘れ物なら電話を借りて、お母さんに届けさせる事もできるのに(長女はそうしてた)、と言ったら「先生にだめって言われたもん」と少し怒りながら言った。
そうか、そうか、忘れ物に対する対応は先生によって違うと聞いたことがある。次女の担任の先生の方針はそうなのね。
せっかく、練習していったのにと残念がる次女。まぁ、いいじゃん、りんごはとりあえず剥けるようになったんだから。
音楽の時間にりんごを忘れた事を思い出した次女が、はぁーーーーーとやはり机に突っ伏して落ち込んだら、音楽の先生が「○○さん、どうしたの!!??」と驚かれたそうだ。
その先生に「先生・・・まさか、りんごなんて持ってないですよね?」と聞いたという話がおかしくて長女を思わず笑ってしまいました。