人の子

来週に差し迫った長女の私立入試。
昨日、お花の教室で友人にその話をしたら「合格祈願参りした?」と聞かれた。
「元旦に、氏神様のとこと、主人の実家の氏神さまのとこには行ったよ。」と答えると「違う、違う名古屋近郊の天満宮めぐりだよ。」と。

フラワーアレンジメントは4人でやっていて、私以外の3人は去年子供が受験生だった。で、その3人はたしか、一緒にその「天満宮めぐり」をしてたっけ。

今年は私1人。他の3人はお気楽年なのに、年明けから、3人が交互に合格お菓子(キットカットとか)や合格祈願お箸(夢への一歩と書かれている)などを長女にくれて、何かと気にかけてくれる。

昨日の夜、突然その友達の1人から「明日、一日暇だから、合格祈願参りに連れて行ってあげるよ(彼女は車の運転が得意)」とメールが来た。あいにく、私の都合が悪かったので、断ると「早く気付いてあげればよかったね。気付かなくてごめんね」ときた。

そんな・・・。その子は全然悪くないのに。すぐお礼の返信を打ち、そこに「人の子なのに、いつもありがとう」と書いたら「大事な子です」というメールが返って来た。

もう8年くらいのつきあいになって、たしかにうちの子達が小さい頃からをずっと知ってる友達だけど、私は彼女の子のことをここまで親身に考えた事あったかなぁ。そこの子は二人ともいわゆるお受験では失敗してしまっていて(模試では名古屋の最難校確実と言われてたのに、なぜかだめだった)、たしかにその時は私も本当に悲しくて、涙したりもしたけど・・・。でも、やっぱり自分の子が一番で、なかなか他の家の子のことまで頭が回らないのが本当のところです。

人の情が本当に温かくて、こんな風に親以外の大人からも見守ってもらえてるうちの子供達は幸せだなぁとしみじみ思っちゃいました。

勉強より大事なことを教わったような気がします。