お母さん、もっと勉強しなさいって言ってよ

と長女が言った。
言えば言ったで、怒ってたくせに、本当に勝手だ。主人に言ったら、「何を甘えた事を。そんなん言ってやる必要ないぞ。」と笑った。

最近は「勉強しなさい」って言い疲れ、また先日のバトル後、思うところもあって、娘達にあんまり口出ししないようにしてます。

次女はもともとあんまり口出ししてなかったので(つまりほかっておいちゃった)別に言われない事にも動じないんだけど、長女は急に何も指図されなくなって戸惑っているようだ。

子供への一言を飲み込むようにして様子を見てみると、案外、子供って、あの長女ですら、少し私の希望よりは遅めではあるものの、きちんと物事を片付けていくもんだなぁ、と発見。

考えてみれば、家の外では私のように常にぴとーーっと張り付いて、監視してる人間はいないわけだから、自分で何とかしてるんだもんね。

ただし、洋服の片付けだけは、相変わらず長女は進んでやらないな。

基本的に部屋が片付いてなくてもあんまり苦にならないようだ。

昨日、一週間分くらいたまった洋服(洗濯済み)の山を指差して「これってどこまで積み上げれるか、ギネスに挑戦中ですか?」と聞いたら、そんなつもりはないんだけどね、と照れて片付けてた。

今朝、昨日の夜ジュースを飲んだガチャピンのコップが机の上に置きっぱなしだった。今日の午後、久しぶりにバンビちゃんが家に来ると言ってたので、片付けときなさいよと注意してあげたのに、学校へでかけた後あの子の部屋に入ったら、コップはそのままに。

もうバンビちゃんに娘のありのままの姿を見せた方が、彼のためだろうと思い(片付け上手な彼女と思ってるかもしれないけど、いつもあの子の部屋が綺麗なのは私のおかげだから)コップはそのまま机の上に。

夕方バンビちゃんが来て、自分の部屋に連れて行くやいなや階段を下りてくる長女の足音。

「おかあさん、本当にコップそのまま・・・」恥ずかしそうな長女。ふふふ、勝った。

これに懲りて、「すぐやる、すぐ済む」(小学校一年生の時の担任の先生のお言葉)実行してくれたまえ。