標語カレンダー

実家の父が信仰してる神道の標語カレンダーが毎年出る。
1日から31日まで31種類の標語あり、毎日めくるものだ。
実家ではトイレにそれがかけられていて、うちの主人が結婚する前、初めて我が家を訪れトイレを使った時に、出てきて「僕、すっごい心が洗われた!!」と感動してたことがある。
私はその時この人ってなんて素直なんだろうと思ったっけ。
その当時の主人の年齢の若者なら、少しださいとうけとられがちなそんな標語に素直に感動してのがなんだかうちの家族を受け入れてくれたような気がして嬉しかったんだと思う。

結婚してからも父が毎年くれていたのだが、新しい家を建ててから、どうもインテリア的に私が嫌で飾らなくなってしまった。捨てるのは忍びないので、納戸にはかけたのだけど、普段人の目に付くこともなく毎日めくられることもなくなった。

そんな状況を察してかここ数年は父も我が家用には買ってこなくなった。

最近、ふと自分が子供に対して本当にきちんと育てられてるのかなぁと不安になることがあります。何ていうか自分に自信が持てないというか・・・。自信をもてるほど立派なものがないんだから自信なんてもたなくて当然なんだけどそれならそれで自分なりに成長していきたいと思ってます。

この歳になると年々人に怒られたり、注意されたりすることが減ってきて、私はまだ主人がよく怒ってくっるので助かるんだけど、それでで自分で気づかないうちに間違ってることをいっぱいしてるような気がする。

今日掃除してる時に納戸にかけられていた数年前の標語カレンダーに目がいった。

あぁ、なんか考えさせられる言葉だったぁ。

思わず、ダイニングまで出してきてかけてしまいました。

子供達にも見せたいし。

また、主人が心洗われたぁーーって言いそうで、今から笑ってしまいます。