さよなら、マリオ先生

長女の部活の顧問の先生は、その風貌から「マリオ」と呼ばれています。
去年まで顧問をしてくださっていた先生が他校へ転任され、顧問不在のため廃部となるところだったのを救ってくださった救世主です。

でも、昨日、そのマリオ先生も4月から他校へ転任されることが子供達に伝えられた。

毎週土、日練習試合で、熱血だった前の顧問と比べると、日曜日は必ず休むし、子供達の中では不満の声もあった。

でも、うちの長女に関しては、万年補欠だったのに、練習試合では代打に出してくれたり、ひょっとしたら一年生の方がうまいくらいなのに、新チームになってからは、長女をレギュラーで使ってくれたりと、いっぱいチャンスをくれた先生だ。

チームを強くすることよりも、みんなが楽しくやれるようにしたいんですと着任の時に仰ってたとおり、うちの長女はこの一年本当に楽しくソフトをやらせてもらっていた。友達とのいざこざがあった時も、自分の居場所を失わずに乗り越えられたような気がする。

強豪として名を馳せていた頃に比べると、若干弱くなったうちの中学で、監督としては賛否分かれるところなんだろうけど、私はとても感謝してます。

転任することを子供達に伝えた時、一番反抗して、監督とそりのあわなかったMちゃんとRちゃん(うちの娘ともめた子)が一番泣いたそうだ。

今日は監督と最後の練習でかつ最後の試合だった。相手は、娘のチームより強いと言われてる学校だったけど、なんとか勝って監督を送り出したい子供達は、いつもとは見違えるようなしまった試合をしてた。

見事2試合とも勝ち、監督もとても喜んでみえた。

たった一年だったけど、一緒に県大会へも進めたし、富山での大会にも行けた。思い出が多い分、お別れは辛いけど、活躍が監督の耳にも届くように春からの大会を頑張るという子供達でした。

マリオ先生本当にありがとうございました!!