パパ ダブルショック

先週末、パパの大好きなラグビーの大学選手権がありました。
その日は朝から「今日はラグビーの試合がある。(からテレビ絶対見るからね。)」としつっこく言うくらい楽しみにしてる様子。

私も暇だったから一緒に応援してあげるよ、なんて言ってたのに、始まったらものの数分で寝てしまった。(主人のはなしによると始まる前から寝てたらしい。)

途中で目がさめた私が「コーヒーでもいれようか?」と寝ぼけ眼で言ったら、すごく暗い声で「そんな場合じゃないかも。」と言った。

どうやら応援してるチームが負けてるみたい。そこからは私も一緒に応援してあげたけど、時既に遅し、挽回できないまま負けてしまった。いや、私が最初から起きて応援してれば勝てたってものでもないんだろうけど。

その後の落ち込みようがひどくて、最初は慰めもしてたけど、そのうちあほらしくなって「もう、コーヒーでも飲んで気分転換してきたら?」と鬱陶しいから外に行ってくれと言わんばかりの提案をしたら「そうする。」ととぼとぼ傷心旅行にでかけた。(近所の喫茶店だけど。)

数時間したら帰って来た彼は、すっきり立ち直ってるどころか、より一層暗い声で「今、玄関であいつらが喋ってた。」と言った。

おー、そうだった。図書館デートに行ってた長女が帰ってくる時間だった。主人もびっくりしたけど、相手の男の子も相当焦ってた様子だったとか。

「なんか、○○(長女)のマフラーしてた・・・。」とぼそっと言ってソファに座り込んだ主人はせっかくラグビーの悲しみを乗り越えたのに、娘をとられた父親の悲しみに包まれた、なんだかかわいそうだった。けどおかしかった。

もうさー、あきらめなよ、パパ。