お母さん、びっくり
昨日いつものように部活を終えて長女が帰る6時半頃、私は夕飯の支度のラストスパートに入っていた。すると、次女が二階から下りてきて「お姉ちゃん、もうすぐ帰ってくるよ。」とエスパーのような事を言った。
何でわかるの?と聞くと、「家の前で友達と喋ってるもん。」と。
ふーん。誰と喋ってるんだろう、以前は3年生の先輩で家が同じ方向の子がいて、一緒に帰ってきては家の前で時々喋ってることもあったけど、今は引退したしなぁ。と不思議に思いながらも夕飯の支度を続けた。
しかし、待てど暮らせどいっこうに家に入って来ない。よっぽど話がはずんでるんだろうか。ま、いいや。じゃあ私はブログでも書いてようっと。と、パソコンの前に座る。
ブログを書き終えてふと時計を見ると、もう7時過ぎてる!ちょっと遅過ぎやしませんか。相手の子の親御さんも心配してるかも、とさすがに外に出ていって「ちょっとー、もう7時過ぎ…」くらいまで言いかけてふと喋ってる相手の子を見て、もうおいらびっくり。男の子じゃあないですか。
突然私が出てきて二人もびっくり。双方しーんとしたまま、私がやっとかけた言葉が「お、男の子。」だった。しかも、「もう遅いし、送って行こうか(家まで車で)?」とわけのわからん事まで言い出す始末。
「いえ、いいです。」と答える少年。そりゃ、そうだろう。
開けたドアを持ったまま話していた私は、なんかどぎまぎしてすーっとそのまま、後ずさりしてドアを閉めました。
動揺隠し切れない様子で次女の所まで走っていって、「ねえ、お友達って男の子だったんだぁ。」と言うと、次女も「やっぱり?」と言った。
そうか、長女もそんなお年頃なのね。
それから10分ほどして、家に帰ってきた長女。少し照れくさそうに、話してくれたけど。
そっかぁ、それであんなに携帯、携帯、メール、メールって執拗に言ってたのか。納得。じゃあ、この間塾に迎えに行ったとき、一緒にいた男の子もその子なのかなぁ。ありえないと思って、幻と決め付けてたけど、そうなのかなぁ。は!日曜日、自主練に行く時「もう見送りしなくていい。」と突然淋しい事を言ったのも、このせい!!?
聞きたい事は山ほどあれど、あんまりしつこく聞くと余計こそこそするから、昨日はほどほどにしておいたよ。
はぁ、なんか風間君の初キッスの話を聞いて興奮する横山君のような胸中だわ。