ヤスさんってすごいですね

すっかり蒲田病です。
朝から色々なシーンを思い出しては、うっかり本当に涙ぐんでます。
思い出さなきゃいいんだろうけど、わざわざ思い出そうとしてる自分がいます。

階段落ちの時の曲がかかって、一気に盛りあがるところがすっごく好きで、思い出そうとし、勝手に頭の中ででも、思い出してればいいのに、曲を口ずさんだりするから、娘達から鬱陶しがられてます。

2回見て、なんで1回目と2回目でこんなに感想が違うんだろう。不思議だぁ。2回見ておいてほんとよかったよ。

風間君のファンになってから、ついつい風間君のお芝居を見るときに、彼のお芝居がどうかを分析しようとする癖がついて、純粋に楽しめず、(@DEEPは楽しかったけど)泣くことなんてできず、最近はそんな自分が若干煩わしくなってきてたんです。でも、今回は自分でも何がそんなに泣けるのか分からないうちに、涙が出てきた。なんか、風間君の目まできらきらして、泣いちゃってるわ!と思ったら、自分の目が涙で滲んでるだけだった。おまけに、メガネかけてたもんだから、メガネのフレームの下に涙はたまるは、曇るはできちんと見てるのか、お前!って状態だったんだけど、もうその体中の力を振り絞って出してる声(大分かれてた)と気迫でもう十分私の涙腺はジャージャー開きっぱなしだったようです。鼻も垂れてくるしさ。あまり泣くとご近所の方々がひいちゃうだろうなと思ってても泣けた。私の隣に座ってた方本当にすみません。

風間君が小夏を責めるシーンでは、残酷っていうより、ヤスの痛々しさの方が伝わってきて、特に最後にお腹を蹴りながら「死んでくれ(死ねだったかな)。」って言うシーンは、普通に聞けばなんて非人間的な言葉なんだって思うけど、あんな言葉を言わされてるヤスの痛さが辛かった。ヤスが可哀相だから、そういうこと言っても仕方ないとかっていうのではなく、あんな風に言うまでに人間って追い詰められるんだなぁって思ってしまったのです。

あと、銀ちゃんに電話で「僕が全部悪いんです。」ってとこも、あまりにも健気で「そんなことない!!」と心の中で(当たり前じゃ)思ったし。

かと言って、そこでヤスに階段落ちやめなって気持ちも起こらず、むしろもうがんばって階段落ちさせてやりたくって、なのに、ヤスがあまりにも見事に階段落ちして、死んでっちゃったから、その横たわったちっちゃいちっちゃいヤスを見たら、「死んじゃったぁ。」と悲しくなっちゃったし。もうわけ分からん状態でした。

エンディングの落ちは知ってたので、ぱっと場面が明るくなったら、ひっくひっくしながら「はー、よかったよかった。さ、キスシーン見逃さないようにしなくっちゃ」と慌ててメガネを拭く自分がちょっと嫌。

とにかく、泣けたからいいとかじゃないんだけど、心動かされる事ってやっぱり、いいものだなぁと思いました。
すっきりしちゃった。

ヤスさんってすごいですね。(もちろんヤスだけの力じゃないけど。)