さよなら、ジャスティン

通っている英会話教室の先生のジャスティンは来月帰国するため、今日が最後のレッスンだった。

最後だからフリーに話すことに。

帰国後何をするのか?との質問に「まだ決まってない。」と答えるジャスティン。

恋人のお兄さんがリフォーム業やってるから、しばらくはそこで働こうかなぁとか、何か書く仕事(新聞記者とか)がしたいとか、結構バラエティに富んだ選択肢に少し驚いた。

ただ、日本で言うフリーターとかではなく、その恋人と近々結構したいから、ちゃんとした職は探すつもりだったみたいだけど。

自由でいいなぁ。

私は2年前、主人が15年勤めた会社を辞めたいと言い出した時、猛反対をした。次に勤める先も決まっていて、何を勝手にしてくれるんじゃ、男は生涯一企業じゃーーと訴えたけど、温厚なようで、頑固な主人は全く自分の決断を変えてはくれないまま、現在に至る。

ただ、辞めてから主人がぽそっと言った言葉に「人事ってもっと流動的でいいような気がするんだけどなぁ。」っていうのがあった。

たしかに、お金の事を考えればずーっと同じ会社で勤めてる方がいいような気がするけど、人生お金だけじゃないのかもなぁ、と少ーーしだけ、納得したっけ。

ジャスティンの話を聞いていて、主人の転職もある意味、自然な事なのかもしれないなぁと思いました。

まぁ、ジャスティンがアメリカに帰ってから、今の恋人と無事結婚し幸せな家庭を築く事を祈っています。(レッスンの時、しょっちゅう恋人の話してたから。)