店員さん

今日は予定通り長女(と主人)と買い物に行きました。
長女の欲しがっているフレアスカートを買いました。
何軒か探したのですがなかなかいいのが見つからず、諦めた頃にびびびっとくる一品に出会った。予算的には少しオーバー気味だったけど、珍しく私も長女も気にいったので試着してみる事に。

長女には履いてみて明らかに似合わないと思ったら、元の服に着替えてから出ておいで、ママはそんな事しょっちゅだからさと、似合わない事を前提としてアドバイスしておいた。

試着室に入ってから、なかなか出てこない長女。私は(こりゃ、似合わないので愕然として立ちつくしてるか、今急いで似合わないスカートを脱いでるんだろうな)と思ってた。店員さんが私の方をちらっとみて「どうされたんでしょうね。」と言いながらドアをノックして「お客様、サイズいかがでしたでしょうかぁ?」と声をかけた。お願い、あの子をそっとしといて…。

長女はまさか自分に声をかけられたとは思わなかったようで(そういうのに全然慣れてない人)中から返事は返ってこない。

見かねた私が「○○ちゃん(長女の名)、どうだった?はけた?」と聞いたら、「あぁ?(私の事だったのか)、うん」と言ってドアを開けた。

意外と似合ってた。そりゃ華奢な色白な子が履いてればもっと似合ってるんだろうけど、娘は娘で健康的で結構可愛かったりした。(親馬鹿ですみません。)

そしたら、店員さんが「わーーー、かわいい!!」と言った。

え、そっかぁ?そこまで驚くほど可愛くないけどなぁ。

鏡に後姿を映してみて、少し照れながらも嬉しそうな長女。

ただ、白いスカートだったので下着が透けるのが少し気になってる様子だった。そしたら、また店員さんがすかさず、

「裏地もついてるので、下着も気になりませんし。」と言った。

いやいや、明らかに透けてるって。前からはあまり目立たないけど、後ろからはパ○ツって分かる線が見えてるよ。

この店員さんの言葉は鵜呑みにしないほうがいいな。

まぁ、でもスカートは可愛かったし、下着の件も、対策をとれば大丈夫だろうと買う事に。

レジに並んでる間、すっごく嬉しそうに「ありがとう。」と笑ってる長女。あぁ、この笑顔が私は見たいんだなぁ。でれでれ。

店を出た後も嬉しそうにスカートの入った袋を持ち歩いてる。そして私に「あのお店の人、透けませんって言ったけどさぁ…。」と言った。やはり長女も気づいてたか。店員さんはお仕事上あういう言葉かけをするもんなんだよ。ひとつお利口になったね。

しかし、子供服ではなく、もう普通の婦人物の服を着てもいい歳になったんだなぁ。親の私ではみつくろってあげられない服を着たいと言い、絶対似合わないと思ったのに、そんな服もそれなりに着こなせるようになったんだぁ。

家に帰ってから、早速そのスカートをはき、靴下を脱いでやはり今日買ってあげたサンダルを履いている(家の中なのに)長女は少し大人っぽくなっていて、不思議な気分でした。