義母

主人の母が22日朝亡くなりました。

6年前からパーキンソン病が悪化し、病院施設で寝たきりの生活でした。

私と子供たちはお正月に、主人が2週間ほど前に会ったのが最後となりました。

病気が発病する前までは本当に元気な母でした。山登りが好きで私が嫁いで初めてのお正月に義父を一人日本においてヒマラヤ登山へ出かけた時には本当に驚いたものです。

周りの人間に決して気を遣わせないように自分が人一倍気を遣う人でした。私は離れて暮す次男の嫁という立場で時々帰省した時に会う程度でしたが、母から嫌な思いをさせられたことは一度もありませんでした。友人達がお姑さんとうまくいかず苦労している話を聞いては、自分はなんて恵まれているんだろうといつも思っていました。

大好きで自慢の母でした。

入院先の病院で突然眠るように息を引き取ったそうです。

楽しそうに娘達の雛人形を一緒に選んでくれて、帰りには必ず父の分と合わせて二つのケーキを買って帰った母。そんな楽しい思い出をいっぱいありがとうございました。

晩年は病気のため、動かなかった体も今は思い存分動かせて、なんとなく楽しく幸せに私達を見守ってくれているような気がします。もう一緒に話したり、旅行したり、食事したりできないのは淋しいけど、私達はこれからもやっぱり笑って元気に生きていくと思います。だから安心してお父さんとゆっくりそんな私達を見ていてくださいね。

おつかれさまでした。