ラグビー

昨日は長女は部活、次女はキャンプで雪山へ。私は何も用事がなくって暇なので、ラグビーの試合(日本選手権準決勝)をテレビで見ている主人に付き合うことに。

社会人トヨタVS学生早稲田。普通に考えると社会人が勝つでしょうと思って見てた。

ラグビー観戦中、中腰になって夢中に見入っている主人の様子があまりにもおかしくっていつもは笑って茶化したりするのですが、昨日は気づいたら私もこたつの上に身を乗り出して見入っていた。

だって学生チームの早稲田が試合をリードしてるんですもの。思わず応援したくなっちゃうじゃないですか。

ラグビー素人の私が「早稲田すごいじゃん。勝っちゃうんじゃない?」と言うと、主人は「でも社会人はボールを持ち始めると手がつけられないんだ。」と弱気に言う。確かに,ボールを持ち始めるといっくら早稲田の学生が飛びついても、木の葉のように弾き飛ばされ全然止められない。体格も違うし、やっぱり難しいのかなと思い始める後半。

点差も4点になり、もうトヨタにトライされたらあっという間に同点だし。でも、踏ん張ってそのまま試合終盤へ。ロスタイムに入りあと2分だーと思ってカウントダウンしながらも応援してたら、2分以上過ぎてもちっとも終わらない。どうやらラグビーは試合の流れが止まるまで終了にならないらしい。トヨタチームは流れをとぎらせることなくぐいぐいと責め続ける。

いったいいつまで続くのか私は訳も分からなくなって、主人以上にひゃーひゃー、時には口汚く「行けーーー!!」とか「止めろーーー!」とか「もーいつになったら終わるの、この試合!?」叫ぶ始末。(主人も夢中で私の質問には答えてくれなかった。)

最後はトヨタの選手がボールを落として流れが止まりやーっと試合終了。もんのすごく長く感じた数分でした…ぜーぜー。思わず主人と「やったーー」とガッツポーズをしてしまった。選手や監督の涙を見て私まで泣いてるし、何やってんだ自分。

ちなみに学生が社会人に勝つのは18年ぶりらしい。

ラグビーはルールが何度聞いても覚えきれず、普段は全然興味も無いくせに、昨日だけはすっごい楽しませていただきました。

かなり荒々しいスポーツで、双方闘志剥き出しで戦う姿を見るのが、あんまり好きはないのですが(よーく見てると結構こっそり殴ったりしてるんだもん)、試合が終わった後はトヨタの選手も本当に笑顔で早稲田のキャプテンと握手をしてるのを見て、なんか爽やかでいいなぁとすら思いました。

ちなみに、男っぽさとは縁のないうちの主人はラグビーとかアイスホッケーとか荒っぽいスポーツ観戦が大好きなのですが、実は心の底でへ自分にない男らしい男に憧れてるんじゃないかしら。

昨日「自分でも(ラグビー)やりたいって思ったことある?」と聞いたら「え・・・(当惑)。怖いじゃん。」と言った。だめだこりゃ。