ちゃっぷい

なんだこの寒さはぁ。今日は風も強くて洗濯物を外に干して出かけたら、帰ってきた時には吹き飛ばされてぼとぼと庭に落ちていた。ひょっとして近所のおうちにまで飛んでってないかなと一瞬ひやっとしましたが、多分大丈夫…。

今日は以前働いていた会社の後輩とランチに行って来ました。えっと私より5つくらい下だったかなぁ。年賀状のやりとりをしていて、今年の年賀状を見たら懐かしくなったのでと電話をくれたのです。かわいい後輩だわ。

一年前にも実は我が家に家族で遊びに来てくれてたのですが、その時はご主人がお仕事のことで悩んでいて、転職したばかりのうちの主人と深刻に話していたので(4人とも同じ会社で働いていた)、女二人は懐かしい話に花咲かすわけにはいかず、今日はゆっくり彼女と喋れて楽しかったです。

でも、話しているうちに彼女の下の子(3歳の男の子)が実は自閉症の軽い症状が見られるということで、今施設に行ってるんですーという話になった。一年前に遊びに来たときはそんな話全然してなかったし、私もその子に会ったけど特に変わった様子もなかったから驚いた。年齢の割には言葉が遅いと心配はしてたけど、男の子は喋り始めが遅いって言うし大丈夫よーなんて笑って話してた。

偶然、上の子が通ってる幼稚園の知り合いでやはり自閉症児を持つお母さんが気がついて、一度調べてもらったほうがいいと声をかけられた彼女は内心「失礼な事言う人だなぁ。」と思いながら検査を受けたそうです。「そしたらやっぱりそうだったんですよー。」と彼女。

私に笑顔でそんな話をする彼女に、正直なんて声をかけていいのか分からず、ただ「そうだったんだぁ。」とか「大変だったんだね。」としか言えない私。だめだなぁ。

強いなぁと思ってたら、「やっと最近笑って話せるようになったんですよー。(自閉症だと分かった)最初は毎日泣いてたし、普通の子を持ってるお母さん達と会うのも嫌で、それが例え友達でもずーっと誰にも会わなかったんです。嫌な性格ですよね〜。」と言った。
嫌な性格なんかじゃないよ。普通だよ。と答えたけど、辛かった彼女の当時の気持ちを思うとやっぱり胸が痛んだ。

みんな色々あるんだよなぁ。去年は私も結構色々辛い年だったなぁと思ってたけど、私だけじゃ無かったんだよなぁ。みんな一生懸命生きてるんだよなぁ。とりあえず、今ある幸せにちゃんと気づいて大切にしなくっちゃ。(これ今年の年頭目標だったけど、もう忘れつつあった。)

息子が障害児だと分かって、唯一よかったのは、会社を辞めたがっていた旦那がそんなこと言ってる場合じゃないと前向きに仕事をしだして、家を建ててくれたことかなぁ(施設が充実している市内に居を構えようという話になったそうだ)。」と笑って話す彼女は新入社員の頃「私この仕事むいてないんですぅ。」と電話の向こうで半泣きしていた頃とは全然違うたくましいお母さんの顔になっていました。

がんばろう。うん。