ピアノの発表会

8月から練習してきたピアノの発表会が昨日無事終わりました。
娘達が教わっているピアノの先生はとても熱心で、情熱的です。
最近のピアノの先生は私が子供の頃に比べて優しい先生が多いようですが、その中にあってうちの先生はかなり厳しいような気がします。
私は子供の頃ピアノのレッスンが大嫌いで、習うの辞めてからピアノの楽しさを知ったので、子供達にはできるだけピアノのレッスンが苦痛にならないことを願っていましたが、予期せず厳しい先生にあたって、一時期先生を代えるべきか迷いました。
でも、子供たちに「ピアノの先生代える?」と聞くと、「嫌だ。」と言います。
多分厳しい中にも、本当の音楽の楽しさを一生懸命子供達に教えてくれるので、子供達にもそれが伝わってるんだろうなと思います。

今回次女の曲がなかなか先生の教えて下さるように仕上がらず、時にはかなり辛辣な言葉で指導されてたのですが、最後のレッスンの時に「○ちゃん、せっかくここまで頑張ったんだから、本番で全部出せるようにしようね!指切りだよ!」と次女と指切りしていた。そんな姿に思わず胸が熱くなりました。

当日は長女にも、次女にもとにかくこんな大きな会場で、普段では引けない大きなグランドピアノで演奏できる事を楽しんでおいで!と言って、客席から送り出しました。

結局、ノーミスとはいかなかったけど、多分今まで弾いてきた中では一番いい演奏ができてたように思います。もちろん楽器の力も大きいんだろうけど。子供達もどちらも戻ってきて第一声が「楽しかったよ!」(最初はめちゃくちゃ緊張したけど)だったので、もう私は十分です。

個人の発表の一部が終わると、2部は全員でハンドベルをしたり、家族や友人との連弾なので、大変気楽で楽しく観る事ができました。間違っても笑える雰囲気なんです。

今年は発表会がクリスマス当日だったので、ハンドベルは「ホワイトクリスマス」、連弾は「くるみ割り人形」の組曲だったので、好きな曲ばかりで本当に聴き応えがありました。

当初、発表会がクリスマスの日だと聞いたとき「年末で忙しいのにな」とちょっと後ろ向きだったのですが、結果的にはとても良い思い出になりました。

先生ありがとうございます、そしてお疲れさまでした!