常滑・南知多ぶらり5人旅

先日韓国料理教室に行った時に、南知多にある『葡萄屋』というお店の食事がとっても美味しいんだよという話を小耳に挟み、昨日いつもの5人(誰だよ)で行く事になりました。
南知多と言えば、名古屋から行く1番近い海水浴場「内海」があるのだが、お昼を食べにふらっと気軽に行くようなところではなく、立派な観光地なんだけど、行動力のある友人達の勢いに任せて行く事になりました。
しかも、せっかく行くのだから、途中常滑にも寄って陶磁器のお店を見てこようという事に。
朝、子どもたちを送り出すやいなやの出発時間だったので、当日は寝ぼすけの私が6時に起きて、がしがし家事を済ませているのを見て主人が「やればできるんだな。」という顔をしていた。
高速でばびゅーんと行ったので午前10時前には常滑に着いた。駐車場に車を止め、5人で常滑散歩道Aコースとやらいうルートで常滑の街を周ることに。しかし、平日だったからか、行く店、行く店閉まってた…。美味しいと言う噂のお団子やさんもお休みだった。一番楽しみにしていた1000円前後で常滑焼が買えるというお店も勿論。何しに来たのかよく分からなくなってきて、ただみんなひたすらしゃべりまくりながら、散歩道を歩いた。私はみんなと話ができれば楽しい人なので別にいいんだけど。
常滑の街は観光地化してなくって、なんとものどかな街だった。近くに中部国際空港ができたからもっと観光地化に力を注いでもいいのではという声もあるけど、私はあんまりぎらぎらと人寄せさせずにこのままの町並みを残して欲しいなと一人無責任に思いました。
一通り散歩を済ませて、次は南知多にあるレストランへ。
近くだと思っていたのに、車のナビに目的地として設定したら、26kmと出た。「遠っ!」一同焦ってお店に電話したら、知多半島道路という有料道路で来た方が早いと言われた。
知多半島道路に乗ろうと思い「ETCレーン」へ進んだ運転手の友人がETCカードをいれ忘れた事を思い出しわたわたと助手席の友人に指示をしていたんだけど、遅かったみたいでカードを差し込んでもゲートが開かない。そのうちインターホン越しに「どーしたんですかー。どーしたんですかー。」というおじさんの呼びかけの声が。事情を話すと「今から通行券を発行するからそれを取って、出口でETCカード清算してね。」と言われた。しかし、待っていてもなかなか通行券が出てこない。すると運転手の友人が「わっ、あんな所に!」と驚いた。発券機の方に目をやれば1番上の大型車用の発券口から通行券がべろんと出ていた。車から降りて通行券を取ったら、やっぱりさっきの叔父さんのインターホン越しに「悪いねー、間違えちゃったから出口で『普通車なんだけど間違って出ちゃった』って言ってね。」という声がした。のどかだなぁ。
ついでにそのおじさんに南知多への行き方(どっち方面に進めばいいか)を聞いて再度出発。

『葡萄屋』は本当に海水浴場の近くにあった。でも、お店は既に満席で(全席予約)みんな遠くてもわざわざ来るんだからよほど美味しいんだろうなと期待は膨らむ。
噂通り美味しく、ボリューム満点のランチと窓から見える海の景色にみんな「がんばって来てよかったね。」と大満足して帰りました。

食事中に金山駅にできた「アスナル」というビルの話が出て、私ともう一人の友人がまだ行った事ないと行ったら、運転手の子が「急げば帰り寄れるかも。」と言った。なんて頼もしい友人なんだ。

先日行った栄の「ラシック」に続き、お洒落スポットに私もやっと行けるんだわと喜んで現地に到着したら「アスナル」ではなく「明日なる」と書かれたビルがあった。なんか…イメージと違う。行った事のある友人の引率の元「サンマルク・カフェ」でチョコクロワッサンを買い、「成城石井」という高級スーパーでチーズケーキを買い、あとは雑貨屋さんでクリスマスグッズを買い帰りました。

決して休日でもこんなに活動しない私には本当に刺激的で楽しい1日でした。

ありがとう、いつもの4人!(だから誰だよ。)

家に帰って食べたチョコクロワッサンはレンジで温めると中のチョコがとろっとしてショコラフォンデュっぽくてとても美味しかったです。