マジックショー

今日は子ども会の役員で集まって、12月に行う「クリスマス会」の打ち合わせをしてきました。
毎年、学校の体育館を借りて、ゲームをしたりして過ごすのですが、今年はマジシャンをよんでマジックショーをしたいと言い出す人物がいた。
なんでも、彼女がバイトで働いているレストランでマジックショーがあったらしく、それがとっても楽しかったらしいのだ。

彼女は9月にもスケートという前例のない企画を提案した人物で、私と同じA型人間とは思えないほど、革新的で面白い。
今回、マジックショーをやりたいと提案した時、他の役員から「えー、でも予算あるかなぁ。」と芳しくない反応を得た(今年はスケートをやったため、会見的に苦しくなっている。)にも関わらず、つい先日会計担当の私に『マジックショー、2万円くらいなら出せる〜?』とメールで尋ねてきた。
あまりにも、やりたそうな彼女の為に、帳簿とにらめっこしつつ、毎年やっているおもちつき大会をやめて、11月にあるバザーでがんばって収益を上げれば何とかなるかもと返信した。

で、結局彼女は同じ学区のほかの子ども会役員にかけあって、3つの子ども会合同でクリスマス会を開き、マジックショー&ドッチボール大会を行う事の承諾を得てきた。
すごいなぁ。そんなにやりたかったのか…。
私なんか、ほんとアイデアもなければ、自分から企画運営する行動力も全くないので、子ども会役員の仕事なんて、毎年同じ事を繰り返しやればいいや、くらいに考えていたのだが、彼女は少しでも子ども達同様自分自身も楽しみたいみたいで、そのための労を惜しまない。

そのマジックショーがどれほど楽しいものだったかを、今日熱く語る彼女を前に、思わず他の役員達もテンションが上がり、めでたく12月に開催することになった。(マジシャンを仮おさえしてるという用意周到さだった。)

夕飯の時に、彼女の話を主人にしていたら「いいねー、その人。そういう新しい提案がされた時はできるだけ腰を折る発言はしないようにしたほうがいいんだよ。」なんて企業人的な事を言うので「大丈夫。いくら腰を折ってもめげない人だから。」と言って、ははは・・・と二人で笑いましたとさ。