パパママ派?

我が家の娘は二人とも親の事を「お父さん・お母さん」と呼びます。

私自身が「パパママ」と呼んでいて、その癖が大人になってもなかなか抜けず、苦労したため自分の子どもには「お父さん・お母さん」と呼ばせようと決めていた。
でも、幼稚園へ行き始めると、周りに「パパママ」派の子が多かったため、いつしか「パパママ」と呼ぶようになった。私は勿論主人は結構嫌がっていたが、叱りつけるほどの事でもないので、そのままにしていた。次女なんて、仲の良い友達がお姉ちゃんの事を「ねーね」祖父母の事を「じーじ・ばーば」と呼んでいたため、そのハイソな香りに惹かれたのか、一時期長女の事を「ねーね」呼びし、家族に気味悪がられていた事も。

小学校高学年になると、次第に恥ずかしくなったのか、また「お父さん・お母さん」呼びに戻っていた。なのに、実は「パパママ」に慣れてしまった私と主人はいまだに時々お互いのことを「パパママ」と呼んでしまっている事に、最近気づいた。

子どもができると、夫婦が名前で呼びあわなくなることが多いとよく聞くが、我が家もで、私はたまに主人の事を独身の頃からの愛称で呼んでやってるのに、主人は私の事を名前で呼ぶ事は皆無に等しい。今度、私の事をママと呼んだら「私はあんたを生んだ覚えはないよ!」とよくあるセリフで返してやりたいが、今更名前で呼ばれるのも、なんだかなぁ・・・。

寂しいといえば寂しいけど、まぁ、いいか。