ハンガリー

に行く友人。1才になる男の子を連れてでかなり不安そうだった。
昨日、会ってた友人達は、旧来の友だからか「ハンガリーって、また私達にはなじみのない国へ行くのね・・・。」とか、「フランクフルトで乗りかえって、難しそうやねぇ。」とか好き勝手な事を言って彼女の不安に追い討ちをかけていた。(その挙句「のりこなら大丈夫だって・・。」って、そりゃ彼女も怒るわい。)

先日、主人に友達がハンガリーに行く事になったと伝えた時、学生時代、一度だけ旅行でハンガリーを訪れたことのある主人は大層羨ましがっていた。国民性が日本人に似ていて、主人が旅行中も親日家が多く、かなり親切にしてもらったそうだ。景色も綺麗でまた是非行きたい、そうだのりこちゃんがいるうちに是非家族でハンガリーへ行こうなどと、お金もないくせに興奮して言っていた。

その主人の話をのりこに伝え,少しでも安心してもらおうと思ったら「ふーん、でも、旦那さん夏に観光で来たんやろ?」と無表情に答えた。
そうだった、ハンガリーは冬とっても寒いらしい。氷点下15度にもなると、既に済んでいる彼女のご主人から伝わっていた。それに、住むのと、旅行で行くのでは全然違うよな。

今朝、またさらに彼女の言葉を主人に伝えたら、やられた!と言わんばかりに「そーだった、そーだった!」と大笑いしていました。

昨日岐阜駅まで送ってもらって、別れる時、次に会うのはのりこが帰ってきたらだね、と言ってたら、何だか急に寂しくなった。日本にいたって、別にしょっちゅう会ってたわけではないけど、何だかのりこ一人異国の地に行ってしまうのが、切なかった。
きっと、2年なんてあっというまだよ。次に会う時は、智君(彼女の一人息子)はハンガリー語を喋ってるんだろうな。それを、楽しみに待とう。