働くって大変

この秋、国勢調査の調査員のお仕事をさせていただいています。
調査表配って、回収すればいいという単純なお仕事かと思っていたのですが、意外に大変。
今日も、少しイヤな事があって、ずどーんと落ちこんでいた。
自分でも情けないくらい、落ちこんでいて、帰ってきた私の落ちこみように、主人も次女も驚いていた。
別に大した事じゃないのに、ものすごくテンションが下がってしまって、他の家族との会話も上の空。
引き受けたんだから、途中で投げ出すわけにはいかないけど、どうにもこうにも…(何?)。
ぴりぴりした空気に居たたまれなくなった主人は気を使ってコーヒーを入れ、「さぁ、気分を入れかえるんだ!」とか、一人で明るくしてくれるけど、から笑いしかできない。
しばらくしたら長女が帰ってきた(今日は引退した部活の3年生を送る会とかで、中華料理屋で食事をしてきていた。)10月の体育祭に向けて、そして私は町内運動会のリレーに向けて(そんなものを引き受けていたのよ,私)昨日から近所をジョギングしてるのだが、今日も走ろうと誘ってきた長女。気分の乗らない私は「うー、お母さん今日ちょっと疲れてて・・。」とか言ったら、何も事情を知らない長女がいつものごとく「はぁー!?昨日から始めたばかりなのに、もう止めっすかぁ!?」と怒ってきた。怖かったし、自分でもいくらなんでも一日坊主では親として情けないので走る事に。何故か次女も一緒に走ってた。
走って良かった。すっきりしちゃった。(たった500メートルくらいだけど。)単純な私。
家に帰って、3人でお風呂の準備をしてたら、笑ってる私に次女が「おかあさーん、元気出たじゃーん。よかった、よかった。」と嬉しそうに言ってきた。
心配をかけてたのね…。母親失格じゃぁ。
思わずほろりとして主人にその話をしたら「優しいなぁ。しかし、僕も君の落ちこみっぷりにはびっくりしたけどね。」といつもは威勢良いくせに、なんとも弱っちい妻に呆れていた。
そうよね、仕事をするって、お金を頂くのって楽しい事ばかりじゃないよね。いつも、主人はこんな思いをしてるのかもしれないな。明日からはもう少し優しく接しよう。(ほんとか!?)
家族っていいなぁ、と思っていたら、相変わらず何も知らない長女だけが能天気にべらべらと今日の部活の武勇伝を話して出ていき(今日も試合に出してもらえたそうな)、ちょっと笑った。