教え子の結婚

今日、ポストに「結婚しました!」のハガキが入っていた。
私が大学3年生の時にやっていた家庭教師のバイト先の教え子です。その当時小6で中学受験をするための勉強を見ていました。元々頭のいい子だったので、教えるというより見張る(お母さんが実母の介護で忙しかったため)のがメインの仕事で、結構遊んだりもしたなぁ。遊んでる最中にお母さんがおやつを運んできてくれたりして気まずかった事も。
一度、なかなか言う事を聞かず、怒って帰ってしまった(私が)時は、しゅんとした声で私の家まで電話をしてきたっけ…。
少し甘えん坊で、でも素直な可愛い男の子でした。
無事志望校合格してからは、一浪したものの着々を成長し、今は眼科医として頑張っています。
毎年年賀状をやりとりするだけのお付き合いですが、医学部に一浪の末合格した時も、医師国家試験に合格した時も、我が家まで遊びに来てくれ、可愛くて仕方がない。会うたびに大人になってはいるものの、時々みせる笑顔は昔のままで何だか嬉しくなります。
面白いのは、その時々にお祝いを贈るとお母さんからお礼の電話がかかってくるのですが、このおかあさん自身は昔と全然変わっておらず、「相変わらず何言ってるかわからないでしょ、あの子(息子)」などと、立派になった息子の事をいつまでも子供扱いしている。
今回の結婚のお知らせも律儀で誠実な青年に育った彼の成長を感じ嬉しかった。写真の中の少し照れた笑い方はやっぱり昔のままだったし。
何かお祝い送ろうっと。おめでとう、英樹君!幸せになってね。