誰かがドべ

10月の体育祭で800m走を走ることになった長女。
短距離ならまだしも、中距離は全く自信もなく、第一そんなにたくさん走るのも億劫なようで、決まった日はかなりブルーになって帰ってきた。(くじびきで決まったそうな。)
私にも「絶対観に来なくていい。」というし、ましてや珍しく観たがってる主人に対しては「観に来たら・・・・!!」とすごみをきかせていた。(それでも多分主人は見に行くけどね。)
不安で他のクラス全部に800mは誰が出るか調査し、その顔ぶれに余計落ちこんでいた。
思わず担任の先生に「私が一番ドベでもいいの〜?もう全然自信ないんですけどぉ・・・。」と愚痴をこぼしたら「誰かがドべになるんだからいいんだよ、そんなこと。」と言われたそうだ。
良い先生だなぁ。多分40半ばで、どっしりとした威圧的ではない貫禄のある先生で、珍しく男性教諭なのに娘も慕っている。
おかげさまで少し開きなおった長女はとりあえず頑張る気でスクワットを毎晩しています。