長女の初試合

一昨日の日曜日、部活の練習試合で長女がようやく初めて試合に出してもらえた。
と言っても代打で一度出ただけなのだが、これだけの事がすごく嬉しい私。
毎週末,練習試合に出かけては帰って来てから「今日試合に出たよ!」と報告してくれるのを心待ちにしてた。きっと、そんな事があったら長女はすごい上機嫌で帰ってきて、出迎えた私にもう自転車をしまうどころじゃなく報告するだろうと思っていた。
一昨日もインターホンがなり玄関まで出ていくと、門の前で自転車に乗ったまま「疲れた・・・。」といつもと変わらぬ様子の長女。「あ、今日も出られなかったのね。」と少しがっかりしてたら、家に帰ってお風呂に入り、夕食を食べてる時に突然「今日、代打で出たよ。」とあっさり言われた。
突然の話だったので、こっちも面食らって「あ、そう。良かったじゃん。」としか言えず、そのまま食事を続けてて、長女も淡々と「ショートライナーだったんだけど、ワンバンしたからゴロになって、一塁でアウトになった。」とか話していた。それを聞いてるうちに、なんだかじわじわと嬉しくなってきて、「良かったねぇ。本当に良かったね。」とかみ締めるように言ったら長女もすっごく嬉しそうに、真っ赤になって笑っていた。平気なフリしてたけど、やっぱりこの子も嬉しかったんだなぁ。今までも一番試合に出たかったのはこの子だったんだなぁ、と思いました。
突然、代打で指名されて頭が真っ白になってる長女に先輩達が「練習の時は打ててるんだから、大丈夫!!」と励ましてくれたそうだ。いい先輩だなぁ。
全員が試合に出られるわけじゃない。試合に出られなくたって、本人が一生懸命頑張ってるならいいんだと頭でわかっていても、どうしても結果を求める自分が親として情けなく日々反省なのだが、今回は私にとってはずっとおいてけぼりをくらってるような寂しさから少し開放された出来事でした。明日からは、また心広く応援していこうっと。