次女の直したいところ

最近の小中学生はお友達になると「サイン帳」にお互いのプロフィールのようなものを書いて交換するのが流儀になっているらしい。
自分のサイン帳を1冊持っていて、一枚一枚切り離せる紙を仲良くなった子に渡して書いてもらうのだ。
先日,次女がクラスの友人に書いてと頼まれて持って帰ってきたその紙が、洗面所に置きっぱなしになっていた。なにげにちらっと見たら(こら)「自分の長所は」「好きな食べ物は」などの質問事項の中に「自分の直したいところは」という質問があった。次女のその答えが「知ったかぶりをするところ」と書いてあった…。
普段、我が家で一番年下の次女は家族の会話に入り損ねる事が度々あり、寂しいからか絶対知らないと思われる知識を一生懸命背伸びして話し、話に加わろうとする。その話し方が生意気に聞こえる事がたまにあり、他の家族から「知ったかぶりしないように」と注意を受けるのだが,その時は彼女も「知ったかぶりじゃないもん!本当に知ってるんだもん!!」と抵抗していた。
なのに、自分のプロフィールにこんな風に書いてるって事は、多少自分が知ったかぶりをしちゃってる事に気づいていて,反省してくれているようだ。
なんか、可愛いなぁと思いながら,洗濯の続きををしていたら、次女が洗面所に来て、その紙を見つけ「お母さん、これ見た?」と聞いてきた。咄嗟に「ううん、見てないよ・・。」と答えたものの、嘘はいかんよなぁと思い「あ、少し見ちゃった。」と言いなおしたら、べしっと私のお尻を叩いて出ていった。ごめんよ〜。