小さな冒険

昨日,長女が幼稚園年長の時にお世話になった先生の家に娘二人だけで遊びに行かせていただきました。
卒園して、もう6年以上経つのですが、今だに声をかけ、可愛がって下さり,本当にありがたい話です。以前は近所だった先生のご実家に遊びに行ってたのですが、2年前に結婚されて、今回はその新居へ初めてお邪魔することになりました。
地下鉄で一回乗り換えはするものの9つ目の駅で、長女ももう中学生なのだから余裕で行けるだろうと思ったのですが、初めて親も友達もおらずお供は唯一妹だけという状況に長女は意外に不安そうでした。
事前にインターネットで地下鉄の路線図を見せ、どういう経路で行くのか説明したのですが、今一つピンと来ない様子。
家の近くの駅の改札まで見送ったのですが、まず切符を買う時点で路線図を見てきょろきょろしてる。気を落ち着かせるためにいきなり鼻をかみ出すし(鼻炎持ち)、傍で見てるとやっぱりイライラ。無事(?)切符も買って,改札を通り「八事で乗り換えたら『金沢』行きだったよねぇ!?」と聞いてくるので、「ち、違う!!『金山』!!『金沢』なんかに行ったら困る!!」と大声で叫んだ。そして、長女は苦笑しながら階段を降りていった。(次女は何も考えてないので、いつも私と乗る方のホームへ振り向きもせずすちゃすちゃ行ってしまった。)
結果的には、行きも帰りも迷うことなく行ってこられたのだが、道中は何度も不安になったそうだ。(乗り換えのホームがなかなか見つからなかったり、どっち行きに乗ればいいのか分からなくなったり。)不安になったわりに、最後には「まぁ、いざとなったらお母さんに迎えに来てもらおう。」と言って,電車に飛び乗ったらしいけど、よかった呼び出されなくって…。
帰ってきた主人にその話をし「今まで何回も地下鉄には乗ってるし、大人からしたら全然他愛のない事なのに、子供にとっては難しい事なんだね。」と言うと、「そうだよ。君が結婚して10年以上経っても蒲郡(主人の実家)に一人では行けないといってるのと同じだよ。」と言われた。確かに…。