お盆の風習

主人の実家にお盆で帰省した時、お仏壇に割り箸を短く折ったものが4本ずつ刺さったきゅうりとなすが飾ってあった。
私が「どっちに乗ってきて、どっちに乗って帰るんだったけなぁ。」とつぶやいたら、次女が「え、そうなの?どっち?教えて!?」と食いついてきた。
家に帰ってから調べたら、きゅうりは馬、なすは牛に見たてられ、行きは馬に乗って速く帰ってこられるように、帰りは牛に乗ってゆっくり戻っていくようにと昔の人が考えたらしい。
それを教えてあげたら次女は大層感動して、その日の夕食の時に早速長女に報告していた。そしたら、長女は「へぇ、帰りも馬で帰ればぎりぎりまでこの世にいられるのに。私だったらそうするな。」と言った。長女らしい考え方で笑えた。その意見を聞いて「お姉ちゃんはやっぱり頭良いね。」と感心してる次女にも笑った。