大阪珍道中⑧

一旦ホテルに戻りクラウディアに備えて身支度をすることに。(と言っても私の化粧直しだけですが。)
「もうすぐ風間君に会えるわ!!!」と浮かれる私の横で次女は名古屋でお留守番中の父親や姉と電話で話していた。
出かける前まではかなり不機嫌だった長女もさすがに電話では「楽しんできてね。」と言ってくれたらしい。
今回の旅行で意外だったのは、次女が私と二人きりで私を思い存分独占できることをもっと喜ぶと思っていたのに、姉のいない寂しさの方が上回っていて、ずっとどこか寂しげだったことです。特別仲良くもないし、どちらかというとしょっちゅう喧嘩して泣かされているのに、いなきゃいないで寂しいものらしい。(可哀想なのは姉の方はそうでもないというところです。)
「お姉ちゃんにお土産いっぱい買ったからね!」と一生懸命ご機嫌取りをする妹。健気だ・・・。

大阪NHKホールへの行き方をもう一度ガイドブックで確認し、ホテルを出ました。

少し時間に余裕を持って出たので、早く到着した場合退屈するといけないと思い、難波の地下街の本屋で次女に本を買ってあげることに。
駅の本屋さんだったからか児童書が置いて無く、困ったいたら次女が「これ読みたい!」と言って手に持った本、それは「あるある探険隊 レギュラー」だった・・・。戸惑いながらも会計を済ませ地下鉄に!

基本的に名古屋の地下鉄と何らかわることもなく(券売機、改札など)、路線と何行きかかをしっかり確認さえすれば大丈夫。異国の地に着いたかのように青ざめていた数時間前の私は何処へ?一回乗り換えをして無事に目的の駅に到着しました。えっへん。

NHKホールの周りは昼間歩いた難波とは雰囲気が違いオフィス街のような新しい街でした。やはり早めに着いたのでどうしたものかとしばらくNHKホールの前をうろうろ・・。何か遺跡のようなものを見つけその周りをうろうろ・・。「地球ゴージャス」のTシャツを着た女性のグループを発見。千秋楽だし熱いファンが多そうだわと少しどきどき。
いつまでも外にいてもなんなので、建物の中の様子も見てみようと入ってみるとクラウディア入場待ちの列がもうすでにできていました。指定席なのだし別に急ぐ必要もないのですが他にすることもないので私たち二人はその列の最後尾に並びました。
続く