わっしょい
今日は地元の秋のお祭りでした。
朝から、近所を小学生以下の子供たちが獅子頭を先頭に「わっしょい、わっしょい」と言って練り歩きます。
この練り歩きは私も自分が子ども会の役員をやってたとき同行しており、自分の子供が小学校を卒業してからは、うちの前を通りがかったら少しだけど、おひねりを渡すようになった。
でも、数年前から、ピンポンが押されるようになったんですよ。
家にいて、「わっしょい」って声が聞こえてきて、「あ、今日はお祭りで子供たちが一生懸命お獅子を持って歩いてくれてるのね」と思ったら、おひねりを出しに家の外に出るものだと思ってたので、最初ピンポンが鳴ったときはびっくりしちゃった。
同行してた多分子ども会の役員のお母さんは多少気まずそうだったけど。きっと、そういう風にするように誰かに言われたんだろうな。
なんか、釈然としないですよねー。払いたくなくなった家はどうすればいいのさ。
今日は、私はたまたまコミセンの仕事で家にいなかった。でも、コミセンの近くも「わっしょい」って声が聞こえてきたので「あ、今日お祭りだったんだ。...昔も私が留守の時に、お獅子が来て、留守番してた次女がはらってたことがあったなぁ。今年も次女だけ家にいるけど。」なんて事を考えてたら次女から携帯に電話が。
「お獅子来た?」と聞いたら「うん。どうしよう、今小銭がぜんぜんないんだけど」と言った。
後で返すから1000円払っといて、と言って切った。
地元のこういう文化って個人的には好きだし、なくなって欲しくはないけど、なーーんか釈然としない昨今。伝承って難しいですね。
後で次女に大丈夫だった?とメールで聞いたら「彼らに頑張ってくださいと伝えてなんとか送り出しました」と返事が来て笑った。