大掃除

今日、長女が自室の大掃除にようやく取り組んだ。

あの子は、物を捨てられないタイプの人間で、中学3年間でたまったものはそれはそれは膨大な量だった。

日中、私は留守にしていた。朝、出るとき「今日は部屋の大掃除をする」と言った長女にエールを送り外出。

昼に一旦帰った際、部屋はしっちゃかめっちゃかになってたけど、もくもくと娘は頑張ってた。

再びでかけ、夕方帰ると・・・、長女はいなかった。

部屋はしっちゃかめっちゃかのまま。

中学のソフト部に行ったらしい。現実逃避だ。

ぬがーー、この部屋はどうするんだーー!!?ベッドの上もすごいことになっており、今日あの子はどこで寝るんだ状態。

5時半に帰って来た長女は仲良しのひとちゃんを引き連れてきてた。

A型のひとちゃんは几帳面で、片づけが得意だから手伝ってもらうんだとか。

ごめんね、ひとちゃん。

7時くらいにひとちゃん帰宅。部屋を覗きに行くと、いるものといらないものは分けられてはいたものの、やっぱりしっちゃかめっちゃか。

半泣きの顔で「お母さん、手伝って」

もー、捨ててやったよ、あれもこれも。

一応、いらないものは寄せられていたんだけど、あの子はどうしてもそれをゴミ袋に入れられないことから、いつまでたっても片付いていかないのだということに気付いた。私が捨てる分には、いいらしい。(それでも、淋しそうにはしてたけど)

8時にようやく、部屋からごみが排出され、寝る場所も確保された。

高校入学するまであの美しさが維持されますように。

余談:へーへーボタン(トリビアの)がもう音がしないから捨てるよとゴミ袋に入れたら「へーへー」と鳴った。惜しそうにする長女を慌てて目で威嚇して(捨てるの!!と)制したのに、途中見物にきた次女がゴミ袋からへーへボタンを見つけ、へーへーと嬉しそうに鳴らしてた。でも、あの子はひとしきり遊んだら、ものすごくあっさりぽいっとゴミ袋に戻していて、それはそれでちょっと怖かったり。