卒業式

今日は次女の小学校の卒業式でした。
長女が入学してから8年間お世話になった学校で、もうこれでこの学校に我が子が通うこともなくなるのかと思うとやっぱり寂しかったです。

実が昨日まではなーんの感慨もなく、若干面倒だなぁくらいに思ってたのに、今朝になって急に次女が入学式で校門をくぐった時のことや、色々な思い出が思い出されて、ようやく卒業式を迎えるに相応しい心境になったのです。

式中、泣くこともないと思ってたのですが、まんまと演出にはまったというか、気づけば泣いてました。いつもはだらだらとした今時の子供達が急にきちんとした服を着てびしーっと歌ったり、喋ったりしてるのを見ると、我が子に限らず、あの子もあの子もこんなに大きくなって・・・と思えてきたのです。

校長先生の「ご父兄の皆様、心を込めて育てられたお子様のご卒業・・・」という言葉にが、大して心を込めて育てたわけでもないくせに、じーんとしたのです。

でも、しーんと静まり返った体育館で斜め前に座ってた、知り合いのご主人が突然「ふぁーー」とあくびをしながら「なぁなぁ、女の子みんなおんなじスカートはいてるけどあれって制服?」と質問をしてたので、涙もひいた。そうなんです、女の子の80%はグレーのチェックのスカートをはいてたんです。でも、制服じゃないことくらい分かりそうなもんなのに・・・。質問された奥さんが、切れ気味に「違う!!」と小さな声で怒ってるのも笑った。

式が終わって体育館を後にする時、「もうこの体育館に来ることもないのかなぁ。」としんみり言ったら、隣にいた主人に「選挙のバイトの時、また来れるって。」とあっさり言われた。

そうだね、よかったよ。