異変

長女に彼氏ができても全く動じなかった主人がここ最近少しおかしい。

この間の日曜日、バンビちゃん(彼)の家に初めてご招待された長女。緊張して行ったものの、行ってみれば大変温かい家庭で、お兄さん、お母さんと楽しく談笑してきたらしい。

特に3つ上のお兄さんは、夕方家に帰宅し、若いカップルに遠慮することもなく「兄でーす」とこたつに一緒に入ってきて、関西弁で色々茶々を入れたそうな。バンビちゃんの方はそれが嫌で(当然だな)一気にテンションがさがって寡黙になってしまい返事もしなくなちゃったって。そしたらお兄さんひるむことなく長女にばしばし話し掛けて、挙句の果てには「のだめ」の1〜7巻を貸してくれた。(これには私も大喜び。)

とまぁ、あまりにも幸せそうな長女を見て私も嬉しくなり、主人に夜その報告をしたら、「・・・・・、本当にとられちゃう。」と思いがけないことを言った。

ちょうど次の日、また長女が部内で少し友達とうまくいってなくて、でも今はバンビちゃんが心の支えになってくれてるみたいだよ、と主人に言ったときも「ふん、でも、最終的に本当にあの子を守ってやれるのは親だから。」とたかだか14歳の男の子相手に対抗意識めらめらだった。

長女に「なんかパパ最近寂しそうだよ。」と一連の父親の発言を伝えたら「へー、そういうこと言わないと思ってた・・・。」と言いながらも、少しだけ嬉しそうに笑った。