朝日新聞・夕刊

今日は「なるとも」で蒲田の特集をやると知り、でかける用事があったので、ビデオの録画予約をしていきました。

出かけ先でお友達がメールで蒲田の特集が良かった事を教えてくれて、喜んだのもつかの間、時計を見て私は青ざめた。

「11時…。私11時までしか予約してきてない。」

出かけ先から帰るやいなや、手も洗わずビデオを再生。(汚いなぁ。)

再生しながらまき戻したら、やっぱり・・・。途中で切れてるーーー。蒲田の特集の途中で。(なるともは11時20分までだった。)

がっくしですわ。でも、風間君がタキシード姿でにこにこ自分の見所を語るところは見れたし、舞台の見せ場のシーンも見られたし、大丈夫です、ふふふ。あぁ、自分のばかばか。せっかく、放送地域に住んでたのに!!いつも関東在住の風間君ファンの方のブログで関東でしかやらない番組のレポを読ませて頂いてる分、今回は私がんばっちゃうからねーーと張りきっていたのに。役立たず。

話は変わりまして、今日の朝日新聞の夕刊に改作を繰り返すつかさんの演出論とでもいうか、考え方についての記事がありました。

なんでも、今回の蒲田は「23才の風間俊介が演じるヤスの無邪気な残酷さを強調した」らしい。(他にも変更点は挙げられてたけど。)

つかさんは改作を繰り返す理由に、「演者が変わればその生活史や言語感覚に合わせて台本が変わるのは当然」と言ったとのこと。(この話は風間君も雑誌で言ってた。)

なるほど。ということはつかさんは風間君の生活史や言語感覚に無邪気な残酷さを見出したって事なのかなぁ。面白いですね。

改作を繰り返す事で原戯曲の良さを失いつつあると惜しむ声もあるそうですが、記事の記者は「繰り返す改作は、つかさんが描こうとする『人間関係の摩擦』さえ変わらなければ改作しても本質は揺るがないという、自作への信頼の表れかも。」としめてていて、なんだか私には難しかったけど、やっぱりつかさんはかっこいいなぁと思っちゃったのです。

何か強い信念を持って、物を作り上げていくということが、最近減ってきているような気がするので、(ドラマにしろ映画にしろ舞台にしろ)、このつかさんの強い思いは例え多くの支持は得られなくても、何かを作り出してるように思いました。