北先生の娘さん

私の住む地域では今金八先生の第5シリーズが再放送されていて、毎日娘たちと楽しみに見ています。
娘達に以前ビデオで見せた事はあるのですが、今の方が自分達の世代に近いこともあって、かなり興味を持って見てます。

今日は第6話が放送されました。北先生の娘さんがガングロになって、渋谷に探しに行ったところをアスミたちに目撃されるという話です。

この回が私は結構好きで、また今日も最後の北先生が話をするところでは泣きました。

その話の中で、北先生は娘さんが体が弱く育てにくかったお兄ちゃんに親がかかりきりなのがずっと淋しかった事をはじめて知った。親にとっては娘さんの方は聞き分けのよい育てやすい子供としか思ってなかったんだとかなんとか…。

その話を聞きながら一瞬一緒に見てた3人の間に「うちと一緒かも…」という空気が流れた。誰もそれを口にはしなかったけど、多分長女も次女も思ってたはず。手のかかる長女と、聞き分けのいい次女。

我が家では、自分で食べた食器は自分で流しまで運ぶルールになってるんだけど、長女が自分の食べ終わった食器を傍にいた次女に(もう食べ終わってふらふらしてた)「へいっ!」と調子よく渡そうとした。それを無視した次女に長女が怒ってたので、私が「当たり前でしょ(次女が運ばないのは)。○○ちゃん(次女)がよく気がつくからってそうやってこき使ってだめだよ。ガングロになっちゃったらどうするの?」と聞いたら、長女も次女も笑った。

次女は「ならないよー。」と言ってくれたけどさぁ。

その後3人で歯磨きしてたら、長女が「で、北先生の娘さんって良い子に戻ったの?」と聞いてきた。私が「さぁ。でも、良いお父さんだし、きっとそのうち分かってくれるって。」「そっかぁ…」なんて会話をしながら、まるで知り合いの子の話をしてるようだねと、また3人で笑いました。