県大会出場!!!

昨日に引き続き、長女の部活の大会が今日もありました。
今日は準決勝・決勝または3位決定戦とあります。3位までが5月にある県大会に進めます。

今日残ってる対戦相手の3チームには練習試合では一度も勝った事がありません。

下馬評では我が校以外の3チームが県大会に出場するものと思われていて、正直監督・選手・父兄ともに心のどこかでは「無理だろうなー。まぁ、ここまでこれただけでも十分。胸を借りるつもりで、この経験を夏の大会に生かそう。」と思っていた。(私だけかなぁ。)

でも、やり始めると一試合目も全国大会常連校相手に善戦。残念ながら4−0で負けたものの、とても良い試合で悔いは残らない感じでした。

3位決定戦の相手も強豪だったけど、子供達は準決勝で負けたことによる落ち込みはあまりなく、とても集中して楽しそうにぶつかっていきました。

初回、相手のピッチャーが立ちあがりが悪いところで一気に4点とる事ができ、ぐんとチームのムードはよくなりました。

4点リードしていても、今まで散々ばかすか打たれたことのあるチームだったので、選手達は油断する事もなく、粘り強くこの4点差を守り続けます。

最終回、相手も必死で一点返してきたものの、最後まで子供達の集中は途切れることなく、4−1で見事勝利!!

決まった瞬間は子供達はもちろん、父兄でも嬉し泣きする人続出。(私は既に、試合の途中で子供達の一生懸命な姿に何回かうるうるきて他の父兄に「早すぎ!」と笑われてた。)特に昨日同様キャプテンの子のお母さんはほっと安心した様子でぼろぼろと涙を流し、私はそれを見てまたうるうる。

嬉しそうに表彰式に参加する子供達。うちの長女も今日は出番はなかったものの、自分も一緒にユニフォームを着て表彰式に出られるという貴重な経験に大感激の様子でした。

実は去年までの監督が今年から転任されて、今年は部の存続が危ぶまれていました。そんな中、子供達直々に頼まれたからと一人の先生が顧問を引き継いでくれていました。

今までの監督に比べると高齢で「正直、満足な指導ができるか自信がないのですが…。」と部活説明会でも話してみえたマリオ先生(ゲームのマリオに似ているため子供達がそう読んでいる。)

思いがけず県大会まで進み、一番驚きそして喜んでみえてたのは先生だったかも。今日も記念撮影の時に先生も一緒にと声をかけられても「僕は何もしてないんです。頑張ったのは子供達で。あとは○○先生(前任の監督)がすべて作り上げてこられたものですから。」としきりに恐縮してみえた。

前任の監督も昨日も今日も応援にきてくれていて、今年の監督に色々助言してみえました。

実は今日の試合では3年生で一人だけずーっとスタメンにはなれなかった女の子がDPという打撃専門の選手としてスタメンに入り、しかも大活躍してた。(今年の監督はみんな楽しく!がモットーだったのでこういう思いきった事をするっとしてくれる。昨日の長女の代打しかり。)これには、万年補欠の娘を持つ私は大感動でした。彼女も、最初は慣れない試合に若干挙動不審だったのに、回を重ねる毎に顔つきが変わっていき、「あー、3年間頑張ってきたかいがあったね。」と本当に嬉しかった。

5月の20、21日と県大会があります。見事に中間試験直前の日で、恐らくテスト週間もお休みなく練習はあるでしょう。でも、勉強よりも大切な何かを経験できるような気がします。長女にも今年は体調崩さず有意義に過ごして欲しいと思います。