3行日記

昨日娘達の修了式でした。

次女が学校から持ちかえったものを整理するのを見ていたら、その中に「3行日記」と書かれたB6版のノートが一冊。「見てもいい?」と聞くと「あぁ、どうぞ。」と言われた。

それは毎日次女が書いた3行程度の日記で、どの日にも先生のコメントが添えられていた。

次女の担任が生徒全員に用意してくれたノートで、ほとんどの子が毎日書き、先生はどの子にも必ず返事を書いてくれいたそうだ。

夕方リビングでその日記をぼーっと読んでいたら、なんだか涙が出そうになった。書かれている内容はどうってことのない、日々の出来事で(「今日は暑くて解けそうだった。」とか「持久走が中止になって嬉しかったとか。」)涙を誘うほどのことは何も書かれていなかったんだけど、時々友達と喧嘩してしまって辛かった事とか、先生と放課(休み時間)にドッチや遊具鬼をやってものすごく楽しかった事など私の知らなかった次女の学校生活の様子が書かれていて「へーそんなことがあったんだ。」と驚いたりした。また先生の一つ一つのコメントが本当に温かい言葉だったし、時折「次の放課には一人でいる子を誘ってあげてくれる?」といったようなコメントもあって、家では末っ子で一番頼りない次女が意外に学校では頼りにされてる事がわかったりして面白かった。

毎日毎日40人近くの子供全員の日記を読んで返事を書くのはとても大変だったと思うのに、本当に毎日書いてくれてあった。

その日記には私の知らない学校での次女の姿がいっぱいあって、あー、この子は本当に沢山の大人達に囲まれて育ててもらってるんだなぁと今更ながら感謝、感謝です。

今はまだこのノートのありがたみが今一つわかっていない様子の次女。私が「先生すごいねー。ありがたいねー。」と言っても「あぁ、そうだねぇ…。」と淡々としてた。でも、いつかこの子が大人になったとき、このノートはものすごく大切な宝物になるんだろうな。

先生本当に一年間お世話になりました。