次女のおだちん

昨日夕方頭が痛くなった。多分原因は昼過ぎに英会話教室に行って、普段使わない頭を使ったから。

夕飯のお買い物をしに行かなきゃいけないけど、辛いなぁ。でも、夕飯には長女が調理実習で習ったばかりの生姜焼きを作るんだぁーと張り切ってたし、なんとしても生姜を買ってこねばならぬ…。

リビングでごろごろしてたら、息を弾ませ次女が公園から帰ってきた。だめもとでおつかいをお願いしたら快く引き受けてくれた。

生姜とポケットティッシュ、あとは残ったお金でお菓子ひとつ買ってきていいよと1000円札一枚を渡した。

帰ってきた次女はうっかり頼まれたものだけ買ってきて、自分の好きな物を買うのを忘れたという。しかも、お金も自分のおこづかいで払ってしまったらしい。

とりあえず、預けてた1000円札を返してもらって、生姜とティッシュのお金(約350円相当)プラスおだちんのつもりで500円玉をあげた。次女は大変恐縮してたが、本当に昨日は助かったので渡した。

今日午前中習字教室に出かける次女が帰りに昨日もらったおだちんでアイスを買ってきていいかと聞いてきた。曇っていて寒かったからあんまりアイス日和には思えなかったけど、食べたいならいいよ、とOKを出した。

昼前に帰ってきた次女。コンビニの袋をぶらさげてたので「あ、アイス買って来たの?」と聞くと「あのさー、この前食べてすごく美味しかったベルギーチョコマン(ミニストップの商品)買ってきちゃった!」と嬉しそうに話す。

あまり嬉しそうだからなんだかこっちまで嬉しくなって「そう。」と答えると「あのさー、でもベルギーチョコマン2個しかなかったから、一つは十勝あずきまんにした。」と言う次女。

え?何個買ったの?

話をよーく聞くと私と主人の分まで買ってきてくれたらしい。(長女は部活で不在)

はぁはぁ息を切らしながら(自転車で走ってきた)「早く温かいうちに食べよ!」と言う次女がいじらしくて、いじらしくて。

自分たちの分まで次女にごちそうになっては悪いわと思ったので、「お父さんとお母さんの分」と言って300円払おうとしたら、「いい、いい。昨日500円もおだちんもらっちゃったから!」断られた。

えっと…。たしかに昨日500円玉渡したけど、そのうちおだちんは150円程度であとは生姜とポケットティッシュ代であの子が払ってるんだけどなぁ。あの子500円まるまる儲けたと思ってるみたいだ。

まぁ、算数の学力的には若干不安は残るが、もらったおこづかいを全部自分のためだけに使おうと思わない次女にお母さん感動しちゃったよ。

「買ってきてくれた気持ちが嬉しかったから。」と言って一応300円を渡し、美味しく次女の買ってきたあんまんを頂きました。(ベルギーチョコマンは放浪の旅に出てて不在だった主人に回してあげたさ。)