子の心

気も強く、今は特に反抗期で小憎たらしい長女に比べて。次女は昔から聞き分けのよい手のかからない子だった。
担任の先生との面談でも大抵誉めて下さるのだけど、昨日次女が嬉しそうに「最近私先生に怒られるんだよね〜♪」と言った。

次女=いい子と思っていた私は少し驚いて、「え、どうして?」と聞くと、「男の子泣かしたりするから。」とやっぱり自慢気に言う。

「嬉しいの?」と聞くと、「いっつもいつも感謝されてもねぇ…。」と言うのだ。

割と優等生然としてる次女はたしかに実際の姿より評価され過ぎの傾向があって、私はそれは本人が評価されたくてがんばってるからだと思ってたら、どうやらそうでもないらしい。

いつもいい子だねと言われるのは、息苦しかったのかもしれないなぁ。

だから悪いことをすればきちんと怒ってくれる先生の姿は次女をほっとさせるみたいだ。男の子を泣かせちゃうのはよくないかもしれないけど、一応その事自体はその都度反省して誤ってもいるみたいだし、ま、いいか、先生に任せておけば。

主人にこの話をしたら、「なるほど、あの子は少しアウトローに憧れ始めたのかもしれないな。」と的を得てるのか得てないのかよく分からんことを言った。ちょっと違うような気がすけど、ま、いいか。

私ももう少し次女の事よく見て、叱るときは叱らないといけないなぁ。長女叱るのに一杯一杯で…。