エネルギー0

先日試験が終わった長女。なんだか気が抜けたのか最近少しぼーっとしてた。

昨日放課後部活に行こうとしたけど、何故か心が奮い立たず教室でぼんやりしてたら担任のM先生が「おい○○(長女の名前)、少し待ってろ。話があるから。」と言ったそうです。

みんなが帰ってから二人きりになった教室で何かあったのかとたずね、ずーっと静かに長女の話を聞いてくれたそうです。

長女にしてみれば、特に何かあったというわけではなく、なんとなく毎日すこしずつ嫌なことがあって、いらいらしちゃってやる気がでないみたいだ。(私に言うにはですが。)

そんな話を聞きながら先生は「○○は今エネルギーが0なんだな。少し休憩すればいい。一日部活も休んで自分の好きな事をしろ。何だったら先生がお母さんに電話してやるぞ。」「今日はもう先生用事がないから話したいだけ話していいんだぞ。部活に行きたくなったら行けばいい。」とか、「CD聞くか?先生車に『大塚愛』のCDあるぞ。」「漫画持ってきてやろうか。」「野ブタ花男の見てない回のビデオ貸してやるぞ。」…ととにかく一生懸命言ってくれたそうです。(先生には娘と同じ歳のお嬢さんがいる。)

ほんといい先生だ。

娘は結局今日もいまいち元気がないままだった。部活も初めてさぼってた。

何か原因があるような気はするけど、私にはきっと言いたくないんだろうし、ひょっとしたら自分でもはっきりはわかっていないのかもしれない。

でも、こういう時って誰にでもあると思うし、きっといつかはまたあの子は笑ってるような気がする。(今も笑ってはいるけど。)

大丈夫、あんな良い先生がついていてくれてるんだから。私も頑張って見守るから。(ほんとか?)