世直し順庵・第2回

なんか、面白い。
どう言っていいのかワカンナイケド。
脚本的には多分いまひとつなんだろうけど、時代劇に慣れていない私にとては、何もかもが新鮮で、脚本のつじつまの合わなさも時代劇ならではなのかなぁなどと好意的に受け取ってしまっています。一般視聴者にはどうか知らないけど。

まず何が面白いって、脇役の人の濃ゆ〜い演技が面白い。どの人も、この人も印象深くって、2度目の視聴を主人も交えてしてる時なんか、前もって思わず笑ってしまう。

いいなぁ、みんな心をこめてお芝居していて。

おみつの本当のおとっつぁんは心臓が弱いのに、あんな危険な仕事してたんだなぁ。だから、破裂しちゃったんだ…、心臓。

吉松親分はチョースケを殴った事を、おみつに「一発殴っちまってなぁ。」と言ったけど、「え?一発じゃなかったよね。結構ぼこぼこにしてたよね。」と主人と確認してしまった。(主人はあのシーンの時『どうして、こんなに殴っちゃうのっ!死んじゃうよっ!ほらぁ。』と興奮してた。)

でも、娘を想う気持ちがびしびし伝わってきて、内藤さんの芝居には敬服いたします。そんな、吉松親分を奉行所のみんなが心配しているのもほろりときました。

さて、今週の藤森君は出番もそこそこあって、よかったです。お芝居の固さも私が慣れたからかもしれないけど、ほぐれていて風間君らしい藤森になってたなぁと思いました。時々見せるシリアスな表情はおてのものだし。藤森は、結構ストレートな心配な仕方とかしますね。素直にすくすくと育てられたんだろうなと勝手に想像してます。あ、でも兄が何者かに亡き者にされたという暗い過去を背負ってるんだっけ…。
おみっちゃんとのはじめてのおかいものシーンも可愛かったなぁ。
順庵先生の裏のお仕事が終わったので、あぁ、今日のお話はおしまいかな、と思っていたら、最後の最後に出てきて、喜んでおります。声おっきいし。

そして、今回もやっぱり島田さんにめろっとした私です。

どうしよう、毎回針のシーンで笑っちゃいそうなんだけど。藤田さん自身はかっこいいんだけどなぁ。