世直し順庵・第1回

風間君扮する藤森さんは素敵な設定だった。のんびりしていて、時々おみっちゃんに怒られて、でもいざと言うときは藤森さんが少しお兄さんっぽく庇おうとして(吉松に怒鳴られたおみっちゃんの前にずいと出たとき)、あとは、風間君が慣れてこの役をいきいきと演じられれば言う事なし!見た目的には風間君はこの役にかなり合ってるなと思いました。あとは、あの所在無く中途半端な手の位置と姿勢さえ直れば(笑)。

ドラマそのものの質の高さはまだ分からないけど、私には面白かったなぁ。
ほんわかした雰囲気も、ラストに向けての面白いくらい単純に解決されていく流れも。 CGも(笑)。
見る前から、番宣などで出演者の方々にかなり情がわいてしまっているのもあって、もう長年連れ添ったドラマのように、温かく見守ってしまいました。

風間君は随分緊張してたなぁ。まだ、思いっきりできてない感じがしたので。(いえ、あんまり思いっきりやられてもあれなんだけど)
緊張しているだろうとは予想してましたが、あんなに緊張してるとは思わなかったので、これはこれで思わぬ収穫だわい、と一人変な感想を持ってしまいました。多分、苦労したんだろうなぁと思えば思うほど、きっとその分得るものも大きかったに違いないと、ほら私の国勢調査のように。(一緒にしてはいけません。)

昨夜の感想の「連ドラっていいなぁ。」というのは、もちろん毎週お芝居している風間君が見られるのもあるけど、風間君が色々考えて、チャレンジして(雑誌では手探りでやったとか言ってたかな)演じていく機会が与えられた事が、とっても有難く、嬉しいのです。願わくば、その成果がこの1クール中に出て、世間様にも評価されるといいなぁと。そして、遊戯王やクラウディアのように私をしびらせちゃって下さい。今でも、結構しびれちゃってるけど。

そのほかドラマ感想。
一番の感想は島田さんのかっこよさにびっくりひゃっくりです。「はぐれ刑事」とは全然違うんですもの。正義感の強いお奉行様でこっそり順庵を頼っちゃってるという設定が愛しかったりしました。
二番に悪党役の人の(始末されちゃった人)あまりにも悪役然とした面構えに長女と「絶対この人だー、この人が悪いに決まってる!!」と大喜びしました。すごい、時代劇の醍醐味のような気がして、悪っぽい人がちゃんと悪いのが。
あとは、藤田さんと内藤さんのメリハリのある演技がすごくいいなぁ。
藤森さんとみっちゃんとのやりとりは大変可愛いなぁ。

とりあえずは来週も楽しみです。