薄い影

今日、明日の二日間、子供達がキャンプに行っています。
一日目の夜はキャンプファイヤーがあるという話から、次女が姉に「お姉ちゃん、キャンプファイヤーの時は派手な服を着たほうがいいよ。」とアドバイスしてる。
何故かと問うと、5月に行った学校の野外研修の時、キャンプファイヤーでの写真に、ほとんど自分が写ってなかったというのだ。

「私さぁ、ほら影薄いじゃん。顔も影薄いじゃん。」という次女。
そんなことで、胸を痛めていたのか・・・。でも、それは派手な服を着ていたら解決される問題なのか?

キャンプファイヤーの時に限らず、たしかに次女の学校行事での写真ってあんまり大きく写っていた記憶がない。本人も「最高でこのくらいの大きさでしか写った事がない!」と、指で直径1.5CMくらいの円を作って力説していた。頭の眉毛の上しか写ってなかったこともあったらしい。

隣で、いつも写真の中心で大きく写っている長女が鼻で笑っているのが見えた。
「あなたみたいな子の陰では次女のように辛い思いをしてる子がいるのよ。」と教えたけど、分かってくれたんだろうか。