こだわり

ハロウィーンが終わって、そろそろお店のデコレーションもクリスマスバージョンになってきた今日この頃。

受験生の次女が、クリスマスが異常に好きな娘で(年中クリスマスソングのCDを聴いてるくらい)、家の飾りつけもはやくして欲しいと言いはじめた。

我が家は屋内の装飾は私が担当で、屋外は主人です。

屋外の装飾を寒くなってからするのは辛いからと先週末にがんばってイルミネーションをつけてた主人。作業中に彼のこだわりのアイテムである赤い電飾が出てきた。

私は家の中に飾るクリスマスツリーは基本的にシンプルなものが好きで、電飾も白っぽい(黄色かな?)ライトを点けてるだけで、これは娘たちからもかなり支持を得ているのですが、数年前から100均で見つけてきた赤いライトを足すようになった主人。

毎年、飾っては娘たちから大ブーイングを受け、少しキレ気味にはずす、という行為をしてます。

で、先週末、またその赤いライトを見つけた主人が、今朝になって、

「今年、僕から一つだけお願いがあります・・・・・・。今年はあの赤いライトを点けさせてください」

私は個人的にはまぁ、そんなに言うならとも思った。昨日、次女の塾のために目の飛び出るようなお金を振り込んでもらうよう頼んだら、快くOKしてくれた恩義もある。でも、次女が絶対嫌がる。長女も絶対嫌がる(もう住んでないけど)。から、やめておいたら、と言った。

その会話中に次女が一階に下りてきて「何、何?」と聞いてきたので、「○○ちゃん、絶対怒るから言わない」と言ったら、なおさら気になって「エーー何???」と聞いてきた(当たり前か)

で、事の顛末を話したら、やはり塾代を払ってもらうことに恩を感じてか、例年よりはやわらかめに「えーーー」とだけ言った。

なんでだよーせっかくあるのにもったいないじゃん、と訴える主人。

そんなの、勝手に買ったそっちが悪いんじゃん。大体、もったいないって言ったって、100均だし。

と思いながら「パパだって、車に私がセンスの悪いぬいぐるいとか飾ったら嫌でしょ?」と車ラブの主人にはもっとも分かりやすい例をあげたら、

すると「んーーー」と追い込まれた顔をしながらも「クリスマスの間だけならいい」と言った。

そ、そこまでしてつけたいか。いや、別にそもそも車にぬいぐるいなんて飾りたくないし。

「じゃあ、1週間だけね」と私が言ったら、すごく嬉しそうに「それでもいい!!」と喜んだ。

20年以上連れ添ってるけど、いまだによくわからん。