四葉のクローバー

先日部活で中央公園のグランドに行った時に、転んだ長女の友人のひとちゃんが偶然四葉のクローバーを見つけた。

優しいひとちゃんはそれを長女にくれた。

長女は大喜びして、それを押し花にするんだと我が家で一番分厚い広辞苑にはさんでた。

それを隣でじーーーっと羨ましげに見ている次女。

先週の土曜日、子供会のソフトでやはり中央公園のグランドに行った次女。なんと、彼女も四葉のクローバーを見つけた。ものすごく嬉しそうだった。

練習が終わって、差し入れのチューペットが配られてる時、次女は列に並ばず、地面にはいつくばっていた。あぁ、もうひとつ四葉のクローバーがないか探してるのかなぁくらいに思ってたら、しばらくして泣きそうな顔をした次女が「おかあさん、クローバーなくしちゃった…。」と言った。

あらら、幸せが…。

どうやら、葉っぱの部分がくしゃくしゃになると嫌だから、ズボンの後ろポケットに茎だけ差しおいたらしい。そりゃ、落とすわ。

悲しくて、どうしてももう一つ四葉のクローバーを見つけたかったんだろう。必死で四つんばいになって探している次女の姿は涙を誘いつつも笑えた。

また見つかるといいね。